「トランプ氏は重犯罪で有罪」、辞任した検察官が主張=NYT

Reuters

発行済 2022年03月24日 14:01

[ワシントン 23日 ロイター] - トランプ前米大統領と同氏の事業に対する刑事捜査を率いたニューヨーク州検察官の1人が、先月提出した辞表でトランプ氏は「多数の重犯罪で有罪」に当たると主張していたと、米紙ニューヨ-ク・タイムズ(NYT)が23日に報じた。

同紙によると、州検察官だったマーク・ポメランツ氏は、マンハッタン地区検察のアルビン・ブラッグ検事がトランプ氏立件に懐疑的な見方を示したことを受け、2月23日に辞任した。

ポメランツ氏は辞表で、トランプ氏の責任を問わないのは「正義の重大な失敗」だと主張。「捜査を行ってきたチームはトランプ氏が罪を犯したかを巡り全く疑念を抱いていない。彼は罪を犯した」と述べたという。