ピクセルCZ Research Memo(1):政府推進「DX」「カーボンニュートラル」「統合リゾート」を背景に事業展開

Fisco

発行済 2022年03月28日 15:41

■会社概要

ピクセルカンパニーズ (T:2743)は、1986年10月に大阪プラント販売(株)として大阪市に設立され、数度の社名変更を経て多角的にビジネスを展開してきた。
2015年には持株会社体制へ移行し、現在では、システムイノベーション事業、ディベロップメント事業、エンターテインメント事業の3つの事業分野でビジネスを展開している。


システムイノベーション事業は、金融機関向けシステム開発、IT業務の技術支援サービス及びブロックチェーン技術等の先端技術を用いたシステムの開発・受託事業を展開している。
また大手SIer、メーカー・金融関連などの業界にとらわれないクラウド案件に対して設計・構築・運用業務を行っている。
ディベロップメント事業では、太陽光発電施設の企画・販売・取次を行っており、煩雑な工程を一元管理することで、不要なコストを削減し、収益性の高い太陽光発電所を提案している。
それに加えてリゾート用地の開発や不動産の売買・仲介の事業を行っている。
エンターテインメント事業では、カジノ向けゲーミングマシンの開発・製造・販売、ゲーミングアプリケーションシステムの企画・開発・販売及びE-Sports関連のコンサルティング、統合型リゾート(IR)事業への参画を行っている。
同社が開発した「PIXEL CASINO PLATFORM」は、世界で最も厳しい基準と言われるマカオのゲーミング規制当局(DICJ)の基準適合を受けており、同プラットフォームを活用することでカジノゲーミングマシン業界への参入プロセス短縮と開発コスト削減に貢献できるものとなっている。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 大川勇一郎)


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