マザーズ指数は小幅に3日続伸、後場値を戻す、小型株に物色

Fisco

発行済 2022年03月31日 16:14

 本日のマザーズ市場では、米ハイテク株安の流れを引き継いで売りが先行した。
ただ、後場になると日経平均が弱含んだのに対し、マザーズ指数は前日終値近辺まで値を戻した。
期末配当に絡んだ需給イベントを通過し、物色の矛先が小型株に向いたとみられる。
なお、マザーズ指数は小幅に3日続伸、売買代金は概算で1696.88億円。
騰落数は、値上がり233銘柄、値下がり176銘柄、変わらず17銘柄となった。

 個別では、時価総額上位のメルカリ (T:4385)やフリー (T:4478)が軟調。
売買代金トップのJTOWER (T:4485)は前日までの急ピッチの上昇を受けて利益確定売り優勢となった。
信用取引規制が強化されたグローバルW (T:3936)は大幅続落。
また、サイバーバズ<
7069>やCCT (T:4371)が下落率上位に顔を出した。
一方、時価総額上位ではビジョナル
(T:4194)、売買代金上位ではウェルスナビ (T:7342)やGRCS (T:9250)が堅調。
前日上場したギックス (T:9219)は一転して買われストップ高となり、三井化学 (T:4183)と研究開発契約を締結したGEI (T:9212)などもストップ高を付けた。

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