ロシア当局、米グーグルに罰則 「ユーチューブが偽動画拡散」

Reuters

発行済 2022年04月07日 18:07

更新済 2022年04月08日 00:00

[7日 ロイター] - ロシアの連邦通信・情報技術・マスコミ分野監督庁(ロスコムナゾル)は7日、米アルファベット傘下のグーグルに法令違反があったとして、広告の禁止などの罰則を科す方針を示した。

対象になるのは、グーグルサーチや電子メールサービス「Gメール」のほか、グーグルプレイ、ユーチューブ、ユーチューブ・ミュージック、グーグルチャット。

ロスコムナゾルは、グーグルの動画共有プラットフォームのユーチューブが「ウクライナにおける(ロシアの)特殊軍事作戦の状況に関する偽(映像)を流し、ロシア軍の信用を低下させた」と主張した。グーグル側が法令に順守するまで、検索エンジン上で「これはロシア法律に違反しています」という警告が表示される。