イオン、今期利益はコロナ前水準へ 緊急事態宣言は想定せず

Reuters

発行済 2022年04月08日 18:54

更新済 2022年04月08日 19:09

[東京 8日 ロイター] - イオンは8日、2023年2月期の連結営業利益が前年比20.5%―26.2%増の2100―2200億円になるとの見通しを発表した。各利益段階は新型コロナ前19年度の水準に戻るとしている。コロナの影響については、期中の緊急事態宣言は想定しておらず、一部まん延防止等重点措置を織り込んでいるが、ワクチン接種や治療薬の普及で、これまでとは異なる状況になるとみている。

IBESのコンセンサス予想では、アナリスト7人の営業利益予想の平均値は2301億円となっている。

今期営業利益は2100―2200億円、純利益は250―300億円を計画しているが、コロナ前の19年度の営業利益2155億円、純利益268億円水準に回復する。