日経平均は296円高でスタート、レーザーテックや東エレクなどが上昇

Fisco

発行済 2022年04月19日 09:29

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27096.49;+296.78TOPIX;1898.05;+17.97


[寄り付き概況]

 19日の日経平均は296.78円高の27096.49円と3日ぶり反発して取引を開始した。
前日18日の米国株式市場は続落。
ダウ平均は39.54ドル安の34411.69ドル、ナスダックは18.72ポイント安の13332.36で取引を終了した。
4月の建設企業のセンチメントが悪化したほか、世銀が2022年の世界経済成長率を引き下げたため、寄り付き後、下落。
加えて、連邦準備制度理事会(FRB)が5月連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅利上げに踏み切るとの憶測が一段と強まり金利が上昇したため下げ幅を拡大した。
同時に、押し目からは値ごろ感による買いも見られ一時上昇に転じる局面もあったがプラス圏を維持できず、戻り売りに押される展開となった。


 今日の東京株式市場は買いが先行した。
昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が小幅安となる一方、フィラデルフィア半導体株指数
(SOX指数)が上昇し、東京市場の半導体関連株の株価支援要因となった。
また、外為市場で1ドル=127円10銭台と昨日15時頃に比べて50銭ほど円安・ドル高が進んだことが輸出株などの株価を支えた。
さらに、昨日は日経平均が下落したものの、一時500円を超す下げとなった後、後場は下げ渋る動きとなり、下値は堅いとの見方から押し目買いも入りやすかった。
一方、ウクライナでの戦闘激化や中国での新型コロナ感染拡大、米長期金利の先高観測やインフレ長期化懸念など、株価の重しとなる要因が引き続き意識されたが、寄付き段階では買いが優勢だった。


 セクター別では、精密機器、非鉄金属、化学、電気機器、証券商品先物などが値上がり率上位、空運業が値下がりしている。
東証プライムの売買代金上位では、レーザーテック (TYO:6920)、東エレク (TYO:8035)、信越化 (TYO:4063)、アドバンテスト (TYO:6857)、デンソー<
6902>、コマツ (TYO:6301)、ローツェ (TYO:6323)、ファナック (TYO:6954)、HOYA (TYO:7741)、三井ハイテク (TYO:6966)、三菱商事 (TYO:8058)、キーエンス (TYO:6861)、住友鉱 (TYO:5713)などが上昇。
他方、日本郵船 (TYO:9101)、川崎汽船 (TYO:9107)、ファーストリテ (TYO:9983)、富士通 (TYO:6702)などが下落している。


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