ロシア産肥料、ブラジルへの輸出順調 制裁の影響なく

Reuters

発行済 2022年04月19日 15:02

[サンパウロ 18日 ロイター] - ブラジルではウクライナ侵攻に伴う制裁の影響でロシア産肥料が不足するとの懸念があったものの、ロシアからの出荷は順調で、例年通りの作付けが可能になりそうだ。

ブラジルの作物取引会社の出荷データによると、18日時点でロシア産の肥料約67万8000トンを積んだ少なくとも24隻の船が来週以降にブラジル到着を予定している。

このうち11隻はウクライナ侵攻が始まった2月24日より後にサンクトペテルブルクやムルマンスクなどから出港。最も遅い船は4月4日にロシアから出航した。