エルテス Research Memo(4):3つの事業の推進により「変革と基盤構築」に取り組む

Fisco

発行済 2022年04月19日 15:04

更新済 2022年04月19日 15:15

■エルテス (TYO:3967)の成長戦略

1. 中期経営計画と数値目標
既述のとおり、2022年2月期よりスタートした中期経営計画(1期目)については「変革と基盤構築」に取り組み、2期目(2025年2月期)以降での「加速度的な成長サイクルの実現」を目指すシナリオとなっている。
特に、これまで主戦場としてきた「SNS炎上対策」というニッチな成長領域で圧倒的なポジションを維持しながら、新たなセグメントでは成長率の高い領域、もしくは市場規模が大きい領域へ展開する方針であり、デジタル技術を軸としたユニークな事業基盤の構築により、3つの事業セグメントをそれぞれ伸ばしていく計画である。
最終年度となる2024年2月期までに売上高7,000百万円(3年間の平均成長率は52.1%)、EBITDA1,000百万円の達成を目指している。
なお、2022年4月13日に発表した2022年2月期連結決算では、2ケタ増収・各利益が黒字化し、デジタルリスク事業が好調に推移した様子も見て取れる。


2. 対象市場の規模と成長性のイメージ
これまでの「SNS炎上対策」というニッチな成長領域に加え、高い成長性が期待でき、かつ市場規模も大きい「DX推進」「デジタルガバメント」「情報銀行」「デジタルGRC※」等の領域へ展開していく。
また、市場規模が巨大であり、DX化による変革余地も大きい「警備業界」への本格参入も目論んでいる。


※リスクマネジメント(ガバナンス、リスク、コンプライアンス)におけるDX化。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)


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