フランスで大規模ネット接続障害、破壊行為の疑いとの報道

Reuters

発行済 2022年04月28日 00:26

[パリ 27日 ロイター] - フランスのデジタル担当長官は27日、パリを含む「イルドフランス」地域圏でインターネットの接続障害が発生していると明らかにした。これに先立ち、複数の報道機関が国内の通信インフラに組織的な攻撃を受けていると報じていた。

デジタル担当長官のセドリック・オ氏は「イルドフランス地域圏ででインターネットケーブルが切断され、固定通信と移動通信のネットワークに影響が出ている」とツイッターに投稿。「通信事業者と連携し、復旧に取り組んでいる」とした。

破壊行為や妨害行為の可能性については言及しなかった。警察も現時点でコメントを控えている。

仏通信会社アルティス傘下SFRの広報担当者は、破壊行為の標的になったとし、現地時間27日午前3時(GMT0100、日本時間午前10時)以降、ブロードバンドの光ファイバー網が影響を受けていると明らかにした。