日経平均は小幅反落、方向感定まらず、連休中のFOMC控え

Fisco

発行済 2022年05月02日 16:09

日経平均は小幅反落。
日本の連休中、米国市場ではNYダウが4月28日に614ドル高、翌29日に939ドル安となった。
金融引き締め観測や景気の先行きへの見方、主要ハイテク企業の決算などを巡り乱高下した。
一方、為替相場が円安基調となっていることを支えに、連休明けの日経平均は3円高からスタート。
朝方には一時26964.59円(前営業日比116.69円高)まで上昇したが、明日からの3連休中に米連邦公開市場委員会(FOMC)
を控え方向感が定まらず、その後26610.86円(同237.04円安)まで下落する場面もあった。


大引けの日経平均は前営業日比29.37円安の26818.53円となった。
東証プライム市場の売買高は11億9420万株、売買代金は2兆9582億円だった。
業種別では、その他製品、建設業、サービス業が下落率上位だった。
一方、海運業、空運業、ガラス・土石製品が上昇率上位だった。
東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の45%、対して値上がり銘柄は52%となった。


個別では、トヨタ自 (TYO:7203)、東エレク (TYO:8035)、キーエンス (TYO:6861)などがさえない。
主力ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の販売台数見通しが報じられた任天堂 (TYO:7974)は2%超下落した。
決算発表銘柄ではZHD (TYO:4689)が10%近い下落となり、アンリツ (TYO:6754)なども急落。
また、日本M&A (TYO:2127)などが東証プライム市場の下落率上位に顔を出した。
一方、売買代金トップのレーザーテック (TYO:6920)が3%超の上昇。
決算で受注好調と受け止められたようだ。
村田製 (TYO:6981)や日立 (TYO:6501)、富士通 (TYO:6702)も決算を受けて大きく買われた。
その他売買代金上位では郵船 (TYO:9101)や商船三井 (TYO:9104)といった海運株の堅調ぶりが目立ち、ソフトバンクG (TYO:9984)もしっかり。
また、アルプスアル (TYO:6770)が急伸し、北國FHD (TYO:7381)などとともに東証プライム市場の上昇率上位に顔を出した。

アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード

金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。 上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。

ログアウト
本当にログアウトしますか?
いいえあり
キャンセルあり
変更を保存