フォーシーズHD--HACCPジャパン、「JFS規格」認証コンサルタント業務を全国展開

Fisco

発行済 2022年05月06日 09:40

フォーシーズHD (TYO:3726)は4月28日、子会社のHACCPジャパンが、食品安全マネジメント協会が規格・展開する食品の安全管理の取組みを認証する「JFS規格」認証コンサルタント業務を5月1日より全国展開していくことを発表。


改正食品衛生法が完全施行され、原則としてすべての食品等事業者に、国際標準であるHACCPに沿った衛生管理の実施が義務付けられた。
しかし、食品販売金額規模が1億円未満の食品工場や、食品を加工せず販売のみ行っている小売店、個人経営の飲食店業では、HACCPに沿った衛生管理が導入できているのは未だ約3割となっている状況という。
また、昨今ではJFS規格(食品安全マネジメントシステム規格)が注目されており、JFS規格の取得は、より食品安全に対するレベルを向上させることや人材育成が目的となっている。


HACCPジャパンは、このようなHACCP導入の遅れの解決を目指し、1月よりHACCP認証コンサルタント業務とJFS規格取得のコンサルタント業務を開始している。
現在、楽天地(元祖もつ鍋楽天地)、hachibei crew(焼とりの八兵衛)、Add value(コウシキャンプ)のセントラルキッチンのJFS規格認証コンサルタント業務を開始しており、同社では今後さらにニーズが高まっていくと考えているという。


HACCP認証コンサルタント業務は、食品工場や、食品を加工しない販売のみのスーパー、個人経営の飲食店を対象に、HACCP導入を支援している。
導入により、社員の衛生管理意識の向上、生産効率の向上、クレーム・事故の減少、衛生管理のPR力アップ等が期待できるとしている。


HACCPジャパンは、「クロラス除菌ウォーター」(亜塩素酸水)を空中噴霧できる「空間除菌デバイスDevirus AC」「クロラス除菌ウォーター」を販売展開し、微生物検査機器「BACTESTER」による菌検査事業と販売事業に注力し、地方行政との連携や実証実験の取組みにおいて事業を拡大してきた。


今後も、食中毒問題、食品ロス問題等、社会問題を解決するためHACCPに沿った衛生管理業務を事業の位置づけとし、コンサルタント業務の展開を拡大していく。



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