SUBARU、国内にEV新工場 米での普及にらみ27年以降稼働

Reuters

発行済 2022年05月12日 13:50

更新済 2022年05月12日 16:18

[東京 12日 ロイター] - SUBARU(スバル)は12日、国内で電気自動車(EV)の工場を新設すると発表した。完成車生産拠点の群馬製作所(群馬県太田市)周辺に建設し、2027年以降の稼働を目指す。主力の米国市場で急速にEVの普及が今後進むとみて、生産能力を確保する。国内でのEV専用工場新設が正式に表明されたのは初めて。

25年ごろには同製作所矢島工場(同)でガソリン車と混流によるEVの生産も始める予定。EVへの移行期であることも踏まえ、必要に応じてガソリン車やハイブリッド車(HV)も生産できる柔軟な体制を構築する。EV専用工場新設のほか、電動車販売の加速に向けた国内生産体制の再編に伴う設備投資として5年間で総額2500億円を投じる。