コスモスイニシア---22年3月期は増収・大幅な営業増益、売上総利益率が改善

Fisco

発行済 2022年05月13日 11:08

コスモスイニシア (TYO:8844)は12日、2022年3月期連結決算を発表した。
売上高が前期比0.1%増の1,073.49億円、営業利益が同41.1%増の33.51億円、経常利益が同18.3%増の26.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同15.1%減の17.03億円となった。


レジデンシャル事業の売上高は前期比2.8%増の418.44億円、セグメント利益は同37.9%増の18.22億円となった。
リノベーションマンションの引渡戸数が増加したこと及び新築マンションの売上総利益率が改善した。

ソリューション事業の売上高は前期比3.6%減の504.77億円、セグメント利益は同7.9%増の55.80億円となった。
投資用不動産等において一棟物件の引渡数が減少した一方で、売上総利益率が改善した。

宿泊事業の売上高は前期比971.6%増の63.56億円、セグメント損失は20.61億円(前期は30.17億円の損失)となった。
新型コロナウイルス感染症の影響による厳しい事業環境が継続したが、ホテル開発物件の引渡があったこと及び一部施設の営業再開等により稼働施設数が増加した。

工事事業の売上高は前期比32.8%減の94.59億円、セグメント利益は同90.1%減の0.73億円となった。
緊急事態宣言発令下における受注機会の減少及び前期に大型案件があったことの反動等があった。


2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比16.4%増の1,250億円、営業利益が同4.4%増の35億円、経常利益が同22.6%増の32億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同29.1%増の22億円を見込んでいる。



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