日揮HD、トプコン、オイシックスなど

Fisco

発行済 2022年05月13日 15:21

(TYO:9984) ソフトバンクG 5040 +549急伸。
前日に22年3月期の決算を発表、1-3月期税引前損益は2兆1043億円の赤字となり、通期では8696億円の赤字となった。
投資先企業の株価下落によるビジョンファンドの損失計上が背景。
ただ、足元の株価下落による業績の悪化は想定線、目先のあく抜け感にもつながっている。
また、投資先などの資金化を継続することで、自社株買いを続けることなども表明しており、プラス材料とも捉えられている。


(TYO:9613) NTTデータ 1894 -156大幅続落。
前日に22年3月期の決算を発表、営業利益は2126億円で前期比52.8%増益となったが、会社計画2150億円をやや下振れ着地。
23年3月期は2360億円で同11.0%増の見通しで、コンセンサスを60億円程度下振れている。
戦略投資やNTT Ltdの統合費用などが押し下げ要因に。
また、海外事業の持ち分低下によって、純利益は減益に転じる見通しになっている。


(TYO:7201) 日産自 490.2 -14.8大幅反落。
前日に22年3月期決算を発表、営業利益は2473億円で前期1507億円の赤字から黒字転換、従来計画も上振れて着地。
未定としていた期末配当金も5円の復配となる。
一方、23年3月期は2500億円で同1.1%増にとどまる見通し。
3200億円程度の市場コンセンサスを大きく下振れ。
原材料費上昇や新車への投資などが減益要因となるもよう。
円安効果も期待されていたとみられ、失望感先行の展開に。


(TYO:4922) コーセー 11080 -870大幅反落。
前日に第1四半期決算を発表。
営業利益は3.7億円と黒字で着地したものの、社内計画は下振れたもようで40億円程度の市場予想も大きく下回った。
主力の日本やアジアでの売り上げ低迷が響いているようだ。
通期計画の220億円は据え置いているが、第2四半期には中国ロックダウンの影響も強まるとみられており、下振れ懸念が強まる展開になっている。
通期の市場予想は会社計画を上回る水準に設定されている。


(TYO:1963) 日揮HD 1765 +300ストップ高で年初来高値更新。
前日に22年3月期決算を発表、営業利益は207億円で前期比9.6%減、従来計画200億円をやや上回った。
一方、23年3月期は260億円で同25.7%増と大幅増益の見通し、年間配当金も前期比9円増の24円を計画している。
さらに、受注計画は8400億円で2.7倍の予想としている。
19年3月期に次ぐ高水準であり、LNGプラント需要の拡大期待が表面化と受けとめられている。


(TYO:6952) カシオ計 1157 -186急落。
前日に22年3月期決算を発表。
営業利益は220億円で前期比43.2%増となったが、1-3月期は20億円で前年同期比53.5%減と急失速、市場予想を50億円近く下振れている。
ロックダウンの影響などで中国事業に急ブレーキがかかったようだ。
23年3月期は270億円で同22.7%増の見通しとしているが、市場予想は70億円強下振れる水準。
想定以上の中国市場の悪影響がネガティブに捉えられている。


(TYO:7732) トプコン 1922 +324急伸で高値更新。
前日に22年3月期の決算を発表、営業損益は159億円で前期比2.4倍、従来計画135億円を上振れ。
年間配当金も25円から36円に引き上げている。
23年3月期は180億円で同13.1%増の見通し、市場コンセンサスは160億円弱の水準であった。
ポジショニングを中心に主要セグメント揃って順調な拡大を見込んでいる。
年間配当金も40円にまで引き上げ計画。


(TYO:4849) エン・ジャパン 2453 -500ストップ安比例配分。
前日に22年3月期決算を発表。
営業利益は96.3億円で前期比24.0%増益、従来計画100億円をやや下振れる着地に。
一方、23年3月期は30.8億円で同68.0%の大幅減益見通し。
100億円超の市場予想に対して予想外の大幅減益計画で、ネガティブなサプライズが先行。
積極的な先行投資負担が膨らむもよう。
なお、中計では24年3月期も41億円と回復力は鈍い見通しとなっている。


(TYO:3182) オイシックス 1904 -427急落で一時ストップ安。
前日に22年3月期決算を発表。
営業利益は41.7億円で前期比44.1%減益、従来計画は35-40億円のレンジであった。
新物流センターの移転トラブル発生が大幅減益の背景。
一方、23年3月期は45億円で同7.9%増の見通し。
トラブルの影響は一過性として、急回復が期待されていたとみられる中、想定以上に鈍い回復見通しがネガティブ視される形に。


(TYO:6590) 芝浦 7940 +1000ストップ高比例配分。
前日に22年3月期決算を発表。
営業利益は50.5億円で前期比70.8%増益、従来計画の42.5億円を大幅に上振れた。
年間配当金も従来計画の200円から230円にまで引き上げ。
また、23年3月期も67億円で同32.6%増と連続大幅増益の見通し。
年間配当金も350円にまで大幅引き上げ計画。
今期の想定以上の収益・配当水準にポジティブなサプライズが先行。

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