EMシステムズ---1Qは2ケタ増収・大幅な増益、調剤システム事業が好調に推移

Fisco

発行済 2022年05月16日 15:47

更新済 2022年05月16日 16:00

EMシステムズ (TYO:4820)は13日、2022年12月期第1四半期(22年1月-3月)連結決算を発表した。
売上高が前年同期比21.0%増の39.85億円、営業利益が同110.3%増の6.79億円、経常利益が同83.5%増の8.24億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同88.2%増の5.63億円となった。


調剤システム事業の売上高は前年同期比26.6%増の31.48億円、営業利益は同173.9%増の7.51億円となった。
オンライン資格確認システムの導入設置拡大及び「MAPs for PHARMACY」、既存システム販売件数の増加により、初期売上高及び顧客数の増加に伴う課金売上高も増加している。
また、薬局の窓口業務負荷を低減し、顧客の「対人業務」へのシフトを支援するため、NeoXと協同開発で「MAPsオプション|処方箋リーダー」をリリースした。


医科システム事業の売上高は同16.5%増の5.38億円、営業損失は0.95億円(前年同期は0.03億円の利益)となった。
全国的な販売チャネルの拡充を図るべく、クリニックの市場開拓を従来の手法に加え、Webマーケティングを活用し幅広いアプローチを行っている。
オンライン資格確認システムの本格設置拡大により初期売上の増加に加え、既存システムの販売増加及び、「MAPs for CLINIC」などの導入による課金顧客数の着実な増加により、課金売上高も順調に伸びている。
一方、医科システム市場におけるシェア拡大に向けた取り組みにより、販管費も増加している。


介護/福祉システム事業の売上高は同18.2%減の1.36億円、営業利益は同38.7%減の0.27億円となった。
ライセンス数の増加による課金売上は堅調に推移しているが、前年同期に大型案件の導入があったため、初期売上高は減少した。


その他の事業の売上高は同4.1%減の1.72億円、営業損失は0.09億円(前年同期は0.00億円の利益)となった。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、薬局事業の売上高及び営業利益は共に減少している。


2022年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.6%増の156.82億円、営業利益が同7.1%増の20.03億円、経常利益が同1.1%増の26.35億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.6%減の18.17億円を見込んでいる。



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