米株は一段安の可能性、バークレイズとゴールドマンが予想

Reuters

発行済 2022年05月19日 18:47

[ロンドン 19日 ロイター] - 米株式市場は18日、2年ぶりの大幅な下げ幅となったが、英バークレイズと米ゴールドマン・サックスは一段の下落を予想している。

バークレイズのストラテジストは19日のリポートで、米企業の利益率や将来の収益が圧迫されていると指摘。中国のロックダウン(都市封鎖)、ウクライナ戦争、米連邦準備理事会(FRB)のタカ派スタンスなどを理由に挙げた。

S&P500指数について「目先のマイナス要因が多く、リスクは依然として下向きだ」とした。FAANG(メタ・プラットフォームズ、アップル、アマゾン・ドット・コム、ネットフリックス、アルファベット)の決算が不振で、指数へのマイナスの寄与は7年ぶりの大きさだったという。