香港の株式新規上場、今年の調達総額は9年ぶり低水準 中国減速で

Reuters

発行済 2022年05月19日 19:26

[香港 19日 ロイター] - 香港市場で今年に入ってからの株式新規上場による資金調達総額が前年同期と比べて90%減少し、9年ぶりの低水準となっている。中国の急激な景気減速と規制強化が影を落としている。

リフィニティブのデータによると、新規株式公開(IPO)とセカンダリー上場によって今年調達された資金はこれまでのところ、昨年同時期の207億ドルに対して21億ドルに過ぎず、2013年以来最も低調となっている。