英銀バークレイズ、内部管理の脆弱性特定 仕組み商品巡る問題で

Reuters

発行済 2022年05月24日 14:45

[ロンドン 23日 ロイター] - 英銀バークレイズは23日、米国での仕組み商品販売を巡る問題で再提出が必要になっていた年次報告書(20―F)を提出し、内部管理で「重大な脆弱性」を特定したと明らかにした。

バークレイズは3月下旬、米国で販売した仕組み商品が許可枠を上回っていたことが判明し、米証券取引委員会(SEC)に年次報告書の再提出が必要になったと明らかにした。

同社は今回、規制上の上限を失念したか把握していなかったことが原因で仕組み商品を意図せず過剰発行したとの報道を事実上認めた。