三井物産、フレアガス活用マイニング企業の第三者割当増資を引き受け【フィスコ・ビットコインニュース】

Fisco

発行済 2022年05月26日 12:50

更新済 2022年05月26日 13:30

三井物産 (TYO:8031)は25日、フレアガスを活用したクラウドコンピューティング事業者である米国Crusoe Energy Sytems LLC社の持株会社Crusoe Energy Holdings Inc.社の第三者割当増資を引き受けたと発表した。


フレアガスとは、油田の副生産物として発生し焼却処分されていた天然ガスで、焼却処分する際には温室効果ガスが大量に排出されていた。
Crusoe Energy社は、焼却処分されていたフレアガスを引き取り、石油の生産設備内に設置した発電機の燃料として利用する。
実際に、フレアガスなどの余剰エネルギーを活用してビットコインのマイニングを行うほか、環境負荷低減型クラウドコンピューティングを提供している。


また、安価でクリーンなクラウドコンピューティングリソースを実現することで、同社は今後需要の増大が見込まれる暗号資産マイニング、AI、再現・予測シミュレーション、などの分野の計算処理を安価に提供することが可能となる。
計算処理に膨大な電力が必要になる暗号資産マイニングなどの業界では、既存電力網への負荷軽減や再生可能エネルギーの利用に関心が高まっている。
同社は米国内および海外で事業を拡大するために、4月末に新たな資金調達ラウンドで5億500万ドルの資金調達を完了している。


三井物産は、脱炭素社会実現に向けてフレアガスなどの余剰エネルギーを、コンピューティングリソースや電力需給調整向けへ有効活用することに着目しているという。
今後は、Crusoe Energy社の戦略パートナーとして海外展開などで協業を進めていくようだ。


アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード

金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。 上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。

ログアウト
本当にログアウトしますか?
いいえあり
キャンセルあり
変更を保存