ツイッター、個人情報の不正利用で米当局と1.5億ドルで和解

Reuters

発行済 2022年05月26日 13:58

更新済 2022年05月26日 15:01

[ワシントン 25日 ロイター] - ツイッターはセキュリティー目的で取得した利用者の電話番号などの個人情報をターゲティング広告に不正利用していた問題で、米当局に1億5000万ドルを支払い和解することに合意した。25日提出の裁判所資料で明らかになった。

不正があったのは2013年5月から19年9月までの期間で、FTC法のほか、同社が11年にFTCと和解した際の合意内容に違反した。

資料によると、ツイッターは利用者のアカウントを保護する名目で電話番号や電子メールアドレスを取得し、ターゲティング広告にも個人情報を利用していたことを公表していないかった。

ツイッターの最高プライバシー責任者、ダミアン・キエラン氏は、今回の和解によって利用者のプライバシーとセキュリティー保護に向けた取り組みをFTCの要求に合致させたと述べた。