9日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり126銘柄、値下がり92銘柄、変わらず7銘柄となった。
日経平均は5日続伸。
44.16円高の28278.45円(出来高概算6億2079万株)で前場の取引を終えている。
8日の米株式市場でNYダウは269.24ドル安と3日ぶり反落。
経済協力開発機構(OECD)が世界経済の見通しを大幅に引き下げたことを背景に、景気後退を警戒した売りが先行。
10年債利回りが再び3%台に達し、金利の上昇も重石となった。
また、天然ガス、原油価格の上昇でインフレ高進への警戒も強まり、主要株価指数は下げ幅を拡大した。
ナスダック総合指数は-0.73%と3日ぶり反落。
米株安を受けて日経平均は44.94円安からスタート。
1ドル=134円台に乗せた円安進行を支援要因に上昇に転じると、朝方28322.38円(88.09円高)まで上げ幅を広げる場面があった。
時間外取引のNYダウ先物の軟調推移が重石となり、上げ幅を縮める動きも見られたが、前引けにかけては持ち直した。
個別では、米国市場での中国株の急伸を受けてソフトバンクG (TYO:9984)が大幅に上昇。
ファーストリテ (TYO:9983)、キーエンス (TYO:6861)、任天堂 (TYO:7974)など値がさグロ−ス(成長)株の一角が堅調。
原油価格の高騰を通じてINPEX (TYO:1605)、石油資源開発 (TYO:1662)が大きく上伸。
米長期金利の上昇で三菱UFJ (TYO:8306)が買い優勢。
円安進行を背景にSUBARU (TYO:7270)、日産自 (TYO:7201)が大幅高。
ほか、ダブル・スコープ (TYO:6619)、ベイカレント (TYO:6532)、メルカリ (TYO:4385)、SHIFT (TYO:3697)などが高い。
東証プライム市場値上がり率上位には連日でストップ安となっていたIRJHD (TYO:6035)や今期見通しが評価されたビューティガレージ (TYO:3180)のほか、SREHD (TYO:2980)、ソースネクスト (TYO:4344)などがランクイン。
一方、バルチック海運指数の下落や世界の海運関連株の急落を受けて郵船 (TYO:9101)、商船三井 (TYO:9104)、川崎汽船 (TYO:9107)が軒並み急落。
米半導体大手インテルの最高財務責任者(CFO)がマクロ環境の見通しについてネガティブな見解を示したことで、前日のフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は大幅に下落、これが嫌気され、東エレク (TYO:8035)、ルネサス (TYO:6723)、アドバンテスト (TYO:6857)など半導体関連株が全般大きく下げた。
シャープ (TYO:6753)、くら寿司 (TYO:2695)、アイモバイル (TYO:6535)、丹青社 (TYO:9743)などは決算が売りに繋がった。
セクターでは鉱業、銀行、繊維製品が上昇率上位となった一方、海運、電気・ガス、鉄鋼が下落率上位となった。
東証プライムの値上がり銘柄は全体の50%、対して値下がり銘柄は46%となっている。
値上がり寄与トップはファーストリテ (TYO:9983)となり1銘柄で日経平均を約61円押し上げた。
同2位はソフトバンクG (TYO:9984)となり、ヤマハ (TYO:7951)、アステラス薬 (TYO:4503)、テルモ (TYO:4543)、オムロン (TYO:6645)、第一三共 (TYO:4568)などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップは東エレク (TYO:8035)となり1銘柄で日経平均を約55円押し下げた。
同2位はアドバンテ (TYO:6857)となり、ファナック (TYO:6954)、信越化 (TYO:4063)、KDDI (TYO:9433)、太陽誘電 (TYO:6976)、富士フイルム (TYO:4901)がつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 28278.45(+44.16)
値上がり銘柄数 126(寄与度+193.60)
値下がり銘柄数 92(寄与度-149.44)
変わらず銘柄数 7
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:9983) ファーストリテ 70240 1740 +61.15
(TYO:9984) ソフトバンクG 5710 147 +31.00
(TYO:7951) ヤマハ 5860 210 +7.38
(TYO:4503) アステラス薬 2123 33 +5.80
(TYO:4543) テルモ 4179 36 +5.06
(TYO:6645) オムロン 7632 142 +4.99
(TYO:4568) 第一三共 3545 45 +4.74
(TYO:7832) バンナムHD 9901 103 +3.62
(TYO:9613) NTTデータ 1983 19 +3.34
(TYO:4519) 中外薬 3658 28 +2.95
(TYO:7974) 任天堂 59780 830 +2.92
(TYO:6506) 安川電 4820 80 +2.81
(TYO:7203) トヨタ自 2245.5 15.5 +2.72
(TYO:6305) 日立建機 3440 70 +2.46
(TYO:6861) キーエンス 51970 690 +2.42
(TYO:7269) スズキ 4090 67 +2.35
(TYO:4523) エーザイ 5489 59 +2.07
(TYO:7270) SUBARU 2549.5 56 +1.97
(TYO:7733) オリンパス 2814 14 +1.97
(TYO:4578) 大塚HD 4480 51 +1.79
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:8035) 東エレク 57230 -1570 -55.17
(TYO:6857) アドバンテス 8590 -200 -14.06
(TYO:6954) ファナック 21825 -330 -11.60
(TYO:4063) 信越化 18375 -180 -6.33
(TYO:9433) KDDI 4475 -29 -6.11
(TYO:6976) 太陽誘電 5660 -120 -4.22
(TYO:4901) 富士フイルム 7456 -119 -4.18
(TYO:6971) 京セラ 7565 -47 -3.30
(TYO:9107) 川崎船 9500 -920 -3.23
(TYO:6981) 村田製 8683 -112 -3.15
(TYO:7735) スクリーンHD 11710 -380 -2.67
(TYO:9104) 商船三井 3240 -250 -2.64
(TYO:9101) 郵船 9880 -710 -2.50
(TYO:6753) シャープ 1018 -68 -2.39
(TYO:6724) エプソン 2253 -32 -2.25
(TYO:7751) キヤノン 3351 -38 -2.00
(TYO:6988) 日東電 9830 -50 -1.76
(TYO:5713) 住友鉱 5440 -85 -1.49
(TYO:5332) TOTO 4485 -85 -1.49
(TYO:1963) 日揮HD 2025 -40 -1.41
日経平均は5日続伸。
44.16円高の28278.45円(出来高概算6億2079万株)で前場の取引を終えている。
8日の米株式市場でNYダウは269.24ドル安と3日ぶり反落。
経済協力開発機構(OECD)が世界経済の見通しを大幅に引き下げたことを背景に、景気後退を警戒した売りが先行。
10年債利回りが再び3%台に達し、金利の上昇も重石となった。
また、天然ガス、原油価格の上昇でインフレ高進への警戒も強まり、主要株価指数は下げ幅を拡大した。
ナスダック総合指数は-0.73%と3日ぶり反落。
米株安を受けて日経平均は44.94円安からスタート。
1ドル=134円台に乗せた円安進行を支援要因に上昇に転じると、朝方28322.38円(88.09円高)まで上げ幅を広げる場面があった。
時間外取引のNYダウ先物の軟調推移が重石となり、上げ幅を縮める動きも見られたが、前引けにかけては持ち直した。
個別では、米国市場での中国株の急伸を受けてソフトバンクG (TYO:9984)が大幅に上昇。
ファーストリテ (TYO:9983)、キーエンス (TYO:6861)、任天堂 (TYO:7974)など値がさグロ−ス(成長)株の一角が堅調。
原油価格の高騰を通じてINPEX (TYO:1605)、石油資源開発 (TYO:1662)が大きく上伸。
米長期金利の上昇で三菱UFJ (TYO:8306)が買い優勢。
円安進行を背景にSUBARU (TYO:7270)、日産自 (TYO:7201)が大幅高。
ほか、ダブル・スコープ (TYO:6619)、ベイカレント (TYO:6532)、メルカリ (TYO:4385)、SHIFT (TYO:3697)などが高い。
東証プライム市場値上がり率上位には連日でストップ安となっていたIRJHD (TYO:6035)や今期見通しが評価されたビューティガレージ (TYO:3180)のほか、SREHD (TYO:2980)、ソースネクスト (TYO:4344)などがランクイン。
一方、バルチック海運指数の下落や世界の海運関連株の急落を受けて郵船 (TYO:9101)、商船三井 (TYO:9104)、川崎汽船 (TYO:9107)が軒並み急落。
米半導体大手インテルの最高財務責任者(CFO)がマクロ環境の見通しについてネガティブな見解を示したことで、前日のフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は大幅に下落、これが嫌気され、東エレク (TYO:8035)、ルネサス (TYO:6723)、アドバンテスト (TYO:6857)など半導体関連株が全般大きく下げた。
シャープ (TYO:6753)、くら寿司 (TYO:2695)、アイモバイル (TYO:6535)、丹青社 (TYO:9743)などは決算が売りに繋がった。
セクターでは鉱業、銀行、繊維製品が上昇率上位となった一方、海運、電気・ガス、鉄鋼が下落率上位となった。
東証プライムの値上がり銘柄は全体の50%、対して値下がり銘柄は46%となっている。
値上がり寄与トップはファーストリテ (TYO:9983)となり1銘柄で日経平均を約61円押し上げた。
同2位はソフトバンクG (TYO:9984)となり、ヤマハ (TYO:7951)、アステラス薬 (TYO:4503)、テルモ (TYO:4543)、オムロン (TYO:6645)、第一三共 (TYO:4568)などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップは東エレク (TYO:8035)となり1銘柄で日経平均を約55円押し下げた。
同2位はアドバンテ (TYO:6857)となり、ファナック (TYO:6954)、信越化 (TYO:4063)、KDDI (TYO:9433)、太陽誘電 (TYO:6976)、富士フイルム (TYO:4901)がつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 28278.45(+44.16)
値上がり銘柄数 126(寄与度+193.60)
値下がり銘柄数 92(寄与度-149.44)
変わらず銘柄数 7
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:9983) ファーストリテ 70240 1740 +61.15
(TYO:9984) ソフトバンクG 5710 147 +31.00
(TYO:7951) ヤマハ 5860 210 +7.38
(TYO:4503) アステラス薬 2123 33 +5.80
(TYO:4543) テルモ 4179 36 +5.06
(TYO:6645) オムロン 7632 142 +4.99
(TYO:4568) 第一三共 3545 45 +4.74
(TYO:7832) バンナムHD 9901 103 +3.62
(TYO:9613) NTTデータ 1983 19 +3.34
(TYO:4519) 中外薬 3658 28 +2.95
(TYO:7974) 任天堂 59780 830 +2.92
(TYO:6506) 安川電 4820 80 +2.81
(TYO:7203) トヨタ自 2245.5 15.5 +2.72
(TYO:6305) 日立建機 3440 70 +2.46
(TYO:6861) キーエンス 51970 690 +2.42
(TYO:7269) スズキ 4090 67 +2.35
(TYO:4523) エーザイ 5489 59 +2.07
(TYO:7270) SUBARU 2549.5 56 +1.97
(TYO:7733) オリンパス 2814 14 +1.97
(TYO:4578) 大塚HD 4480 51 +1.79
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:8035) 東エレク 57230 -1570 -55.17
(TYO:6857) アドバンテス 8590 -200 -14.06
(TYO:6954) ファナック 21825 -330 -11.60
(TYO:4063) 信越化 18375 -180 -6.33
(TYO:9433) KDDI 4475 -29 -6.11
(TYO:6976) 太陽誘電 5660 -120 -4.22
(TYO:4901) 富士フイルム 7456 -119 -4.18
(TYO:6971) 京セラ 7565 -47 -3.30
(TYO:9107) 川崎船 9500 -920 -3.23
(TYO:6981) 村田製 8683 -112 -3.15
(TYO:7735) スクリーンHD 11710 -380 -2.67
(TYO:9104) 商船三井 3240 -250 -2.64
(TYO:9101) 郵船 9880 -710 -2.50
(TYO:6753) シャープ 1018 -68 -2.39
(TYO:6724) エプソン 2253 -32 -2.25
(TYO:7751) キヤノン 3351 -38 -2.00
(TYO:6988) 日東電 9830 -50 -1.76
(TYO:5713) 住友鉱 5440 -85 -1.49
(TYO:5332) TOTO 4485 -85 -1.49
(TYO:1963) 日揮HD 2025 -40 -1.41