「バズ・ライトイヤー」、14カ国で上映禁止 同性カップル描写巡り

Reuters

発行済 2022年06月14日 11:03

更新済 2022年06月14日 16:46

[ロサンゼルス 13日 ロイター] - 米ウォルト・ディズニー傘下のピクサーが製作したアニメ映画「バズ・ライトイヤー」について、中東とアジアの14カ国が上映を許可しなかったと、関係者が13日明らかにした。

同作のプロデューサーによると、中国当局は一部シーンのカットを求めたが、ディズニー側が拒否。このため、世界最大の市場である中国でも公開されないとみられる。

同作には同性カップルが短いキスを交わすシーンがあり、アラブ首長国連邦(UAE)はこれを理由に公開を禁止。中東の多くの国々は同性愛を犯罪と見なし、UAE当局はメディアコンテンツ基準に違反していると判断した。