飯野海運 Research Memo(8):2022年3月期の1株当たり配当金は前期比14円増配の年間36円

Fisco

発行済 2022年06月17日 15:38

■飯野海運 (TYO:9119)の株主還元策

1. 配当は安定的かつ連結配当性向30%を基準とした業績連動方式
利益配分に関しては、海運業の業績が市況に大きく左右されるため、従来は財務体質の強化と必要な内部留保の充実、および今後の経営環境の見通しに十分配慮して、年間8円~12円の安定配当を目指すことを基本方針としていたが、中期経営計画策定に合わせて2021年3月期から、安定的かつ連結配当性向30%を基準とした業績連動方式の配当に移行した。
配当額と利益成長の連動性を明確化し、業績の向上並びに配当の増額を目指すとしている。


この基本方針に基づいて2022年3月期の1株当たり配当金は2021年3月期比14円増配の年間36円(第2四半期末11円、期末25円)とした。
配当性向は30.4%である。
そして2023年3月期の1株当たり配当予想は2022年3月期比16円減配の年間20円(第2四半期末10円、期末10円)としている。
予想配当性向は30.2%となる。


2. 株主優待制度
株主優待制度(2022年3月末の対象から一部変更)は、毎年3月31日時点で500株以上保有株主に対して、保有株式数および保有期間に応じて株主優待ポイントを贈呈する。
1ポイント=1円相当で、保有株式数500株以上1,000株未満で継続保有1年未満は2,000ポイント、500株以上を継続1年以上保有は3,000ポイント、保有株式数1,000株以上で継続保有期間1年未満は4,000ポイント、1,000株以上を継続1年以上保有は8,000ポイントを贈呈する。
株主優待ポイントはカタログギフト商品または社会貢献活動への寄付のどちらかを選択できる。
また、イイノホール(東京都)で実施予定の落語公演に抽選で招待。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)


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