攻撃受ければロシアと戦う用意=フィンランド軍トップ

Reuters

発行済 2022年06月22日 20:07

[ヘルシンキ 22日 ロイター] - フィンランド軍トップのティモ・キビネン司令官はインタビューで、ロシアから攻撃を受けた場合は激しく抵抗すると発言、フィンランドは何十年も前からロシアの攻撃に備えてきたと述べた。

国民の戦う意欲が重要な要素になるとの認識も示した。

同司令官は「われわれはまさに今(ウクライナで)繰り広げられているようなタイプの戦闘のために、火力、装甲部隊、空軍を大規模に活用して系統的に防衛を発展させてきた」と発言。

「ウクライナは(ロシアにとって)手強い相手であり、フィンランドも同様だ」と述べた。

フィンランドは1940年代にソ連と2度の戦争を戦い、国民10万人が死亡、領土の10分の1を失った。