ドイツ検察、現代と起亜を家宅捜索 排ガス不正疑惑

Reuters

発行済 2022年06月29日 17:50

[ベルリン/ソウル 29日 ロイター] - ドイツの検察当局は28日、韓国の現代自動車と起亜自動車が排ガス中の有害物質の量を不正に制御する装置をディーゼル車21万台に搭載した疑いがあるとして、両社に対する家宅捜索を行ったことを明らかにした。

発表を受け、両社の株価は6%以上急落。捜査が拡大し、懲罰的損害買収を求められるのではないかとの懸念が広がった。

両社が使用したと考えられるソフトウェアは、部品メーカーのボッシュとボルグワーナー傘下のデルファイから調達されたという。