フォーバル Research Memo(4):フォーバルビジネスグループ、フォーバルテレコムビジネスグループが柱(2)

Fisco

発行済 2022年06月30日 15:14

■フォーバル (TYO:8275)の事業概要

6. その他の事業グループ(人材・教育分野)
人材・教育分野の強化のため、通信教育事業、書籍の出版・販売事業を手掛けるアイテック(2013年10月に子会社化)と、IT分野のエンジニア及び管理者の育成、東南アジアにおける現地幹部候補・留学生の人材紹介・派遣などの事業を行う(株)クリエーティブソリューションズが合併し、新会社としてアイテックが2018年4月に発足した。
旧アイテックは情報処理技術者や個人情報保護士の養成を得意とし、eラーニングでのサービス提供ができる強みがあり、クリエーティブソリューションズは大手通信会社などを顧客に持ち、安定した需要が特長である。
2020年6月には、システム企画・設計を得意とするカエルネットワークス(現 フォーバルカエルワーク)がフォーバルの完全子会社となった。
コロナ禍においては集合研修サービスが打撃を受けているが、IT人材の派遣やシステム企画・開発は成長を続けている。
2022年3月期通期の業績は、売上高で1,945百万円(前期比28.3%増)、セグメント利益で284百万円(同84.0%増)と、M&Aの効果もあり大きく飛躍した。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

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