中国と香港、ETF相互取引開始 本土勢が有利に

Reuters

発行済 2022年07月04日 12:54

[上海/香港 4日 ロイター] - 中国と香港の上場投資信託(ETF)相互取引「ETFコネクト」が4日始まった。

主に域内の株式に投資しているETFが対象。中国上場のETFが83銘柄(上海53銘柄、深セン30銘柄)と、香港上場のETFの4銘柄を大幅に上回っており、中国のファンドマネジャーが大きな恩恵を受ける。

業界では規制当局が香港上場のETFに対する規制を徐々に緩和するとの期待が高まっている。

ETF相互取引は、資本市場の対外開放と金融統合に向けた中国の取り組みの一環。香港は今月1日、中国返還25周年を迎えた。