Reuters
発行済 2022年07月04日 14:57
[パリ 4日 ロイター] - フランスの防衛・電子機器大手タレス は4日、世界の防衛企業エクスパル・システムズと組み、豪州軍に物資を提供すると発表した。仏豪政府が関係改善を目指す中での合意となった。
タレスによると、エクスパルとの提携では主に豪海軍に軍需物資を提供し、海軍の将来的な技術開発も手掛ける。提携による取り扱い金額は公表していない。
仏豪関係は、昨年10月にオーストラリアがタレス傘下の造船会社ナバル・グループへの次期潜水艦発注を一方的に中止し、米英との新たな安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」による原潜開発に方針を変更したため悪化していた。
これに関し、オーストラリアのアルバニージー新政権は先月、ナバル・グループに5億5500万ユーロ(5億7860万ドル)の和解金を支払うことで合意した。
が書いた: Reuters
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