日経平均寄与度ランキング（前引け）～日経平均は小幅続落、テルモが1銘柄で約13円分押し下げ
Fisco
発行済 2022年07月26日 12:43
26日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり132銘柄、値下がり85銘柄、変わらず8銘柄となった。
日経平均は小幅続落。
17.52円安の27681.73円（出来高概算4億4605万株）で前場の取引を終えている。
25日の米株式市場でダウ平均は90.75ドル高（+0.28％）と反発。
6月シカゴ連銀全米活動指数や7月ダラス連銀製造業活動指数が予想を下回り2カ月連続のマイナスに落ち込んだことで、景気後退懸念が強まるなか寄り付き後下落。
連邦公開市場委員会（FOMC）の結果を28日午前3時頃と直前に控えるなか、終日持ち高調整の売り買いが交錯。
方向感に欠けるなかダウ平均はプラス圏を維持したが、ハイテク株は主要企業決算の発表を控えた警戒感から売られ、ナスダック総合指数は-0.43％と続落。
ダウ平均先物が軟調な中、日経平均は17.05円安からスタート。
小売の米ウォルマートが業績予想の下方修正を発表し、時間外取引で売られていたことが影響した。
前半は売り優勢が続き、朝方に一時27538.39円まで下げた。
ただ、心理的な節目を手前に下げ渋ると、前引けかけては前日終値近くまで戻した。
個別では、郵船 (TYO:9101)や川崎汽船 (TYO:9107)、商船三井 (TYO:9104)が大きく下落。
任天堂 (TYO:7974)、リクルートHD (TYO:6098)、エムスリー (TYO:2413)のグロース（成長）株も冴えない。
ほか、オムロン (TYO:6645)、テルモ (TYO:4543)、ニトリHD (TYO:9843)が軟調。
日本電産 (TYO:6594)は決算発表後に4日続落。
米国民事訴訟での和解金として特別損失の計上を発表した日本ケミコン (TYO:6997)、第1四半期経常利益が2ケタ減となったコーエーテクモ (TYO:3635)は大きく下落。
一方、中国アリババグループが香港取引所でのプライマリー上場を申請すると発表したことを受けてソフトバンクG (TYO:9984)が大幅高。
ロシアとドイツを結ぶ天然ガスパイプラインの稼働率が低下したことなどを背景に原油先物相場が上昇したことで、INPEX (TYO:1605)、石油資源開発 (TYO:1662)が大きく上昇し、大阪チタ (TYO:5726)、東邦チタニウム (TYO:5727)、大平洋金属 (TYO:5541)など資源関連が全般強い動き。
米長期金利の上昇を背景に第一生命HD (TYO:8750)、三菱UFJ (TYO:8306)など金融が堅調で、月次販売動向を手掛かりに神戸物産 (TYO:3038)が大幅に上昇。
好決算や業績予想の上方修正を発表したKOA (TYO:6999)、ダブル・スコープ (TYO:6619)、インソース (TYO:6200)が急伸し、東証プライム市場の値上がり率上位に並んでいる。
セクターでは海運、その他製品、精密機器が下落率上位となった一方、鉱業、石油・石炭、保険が上昇率上位となった。
東証プライム市場の値下がり銘柄は全体34％、対して値上がり銘柄は60％となっている。
値下がり寄与トップはテルモ (TYO:4543)となり1銘柄で日経平均を約13円押し下げた。
同2位は中外薬 (TYO:4519)となり、東エレク (TYO:8035)、ファーストリテ (TYO:9983)、エムスリー (TYO:2413)、TDK (TYO:6762)、ダイキン (TYO:6367)などがつづいた
一方、値上がり寄与トップはソフトバンクG (TYO:9984)となり1銘柄で日経平均を約33円押し上げた。
同2位は安川電 (TYO:6506)となり、日立建機 (TYO:6305)、コナミG (TYO:9766)、日揮HD (TYO:1963)、ソニーG (TYO:6758)、ブリヂス (TYO:5108)がつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 27681.73(-17.52)
値上がり銘柄数 132(寄与度+96.32)
値下がり銘柄数 85(寄与度-113.84)
変わらず銘柄数 8
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:9984) ソフトバンクG 5663 158 +33.32
(TYO:6506) 安川電 4470 95 +3.34
(TYO:6305) 日立建機 3005 89 +3.13
(TYO:9766) コナミG 7770 80 +2.81
(TYO:1963) 日揮HD 1699 77 +2.71
(TYO:6758) ソニーG 11765 60 +2.11
(TYO:5108) ブリヂス 5225 58 +2.04
(TYO:6301) コマツ 3006 57 +2.00
(TYO:5019) 出光興産 3360 125 +1.76
(TYO:8766) 東京海上 7884 100 +1.76
(TYO:6902) デンソー 7696 47 +1.65
(TYO:7733) オリンパス 2849.5 11.5 +1.62
(TYO:8830) 住友不 3658 41 +1.44
(TYO:4063) 信越化 16180 35 +1.23
(TYO:8253) クレセゾン 1729 33 +1.16
(TYO:7267) ホンダ 3487 16 +1.12
(TYO:6954) ファナック 21855 30 +1.05
(TYO:8015) 豊田通商 4580 30 +1.05
(TYO:8591) オリックス 2330 28.5 +1.00
(TYO:5713) 住友鉱 4175 57 +1.00
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:4543) テルモ 4406 -94 -13.21
(TYO:4519) 中外薬 3616 -90 -9.49
(TYO:8035) 東エレク 44760 -260 -9.14
(TYO:9983) ファーストリテ 79540 -240 -8.43
(TYO:2413) エムスリー 3845 -81 -6.83
(TYO:6762) TDK 4190 -50 -5.27
(TYO:6367) ダイキン工 23270 -140 -4.92
(TYO:2801) キッコマン 7990 -130 -4.57
(TYO:6645) オムロン 7284 -125 -4.39
(TYO:6098) リクルートHD 4670 -30 -3.16
(TYO:6971) 京セラ 7405 -42 -2.95
(TYO:7974) 任天堂 60030 -840 -2.95
(TYO:7832) バンナムHD 10220 -60 -2.11
(TYO:4578) 大塚HD 4902 -54 -1.90
(TYO:3659) ネクソン 3020 -25 -1.76
(TYO:6988) 日東電 8910 -50 -1.76
(TYO:7751) キヤノン 3211 -32 -1.69
(TYO:6479) ミネベア 2343 -47 -1.65
(TYO:4911) 資生堂 5439 -47 -1.65
(TYO:9735) セコム 8896 -46 -1.62
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日経平均は小幅続落。
17.52円安の27681.73円（出来高概算4億4605万株）で前場の取引を終えている。
25日の米株式市場でダウ平均は90.75ドル高（+0.28％）と反発。
6月シカゴ連銀全米活動指数や7月ダラス連銀製造業活動指数が予想を下回り2カ月連続のマイナスに落ち込んだことで、景気後退懸念が強まるなか寄り付き後下落。
連邦公開市場委員会（FOMC）の結果を28日午前3時頃と直前に控えるなか、終日持ち高調整の売り買いが交錯。
方向感に欠けるなかダウ平均はプラス圏を維持したが、ハイテク株は主要企業決算の発表を控えた警戒感から売られ、ナスダック総合指数は-0.43％と続落。
ダウ平均先物が軟調な中、日経平均は17.05円安からスタート。
小売の米ウォルマートが業績予想の下方修正を発表し、時間外取引で売られていたことが影響した。
前半は売り優勢が続き、朝方に一時27538.39円まで下げた。
ただ、心理的な節目を手前に下げ渋ると、前引けかけては前日終値近くまで戻した。
個別では、郵船 (TYO:9101)や川崎汽船 (TYO:9107)、商船三井 (TYO:9104)が大きく下落。
任天堂 (TYO:7974)、リクルートHD (TYO:6098)、エムスリー (TYO:2413)のグロース（成長）株も冴えない。
ほか、オムロン (TYO:6645)、テルモ (TYO:4543)、ニトリHD (TYO:9843)が軟調。
日本電産 (TYO:6594)は決算発表後に4日続落。
米国民事訴訟での和解金として特別損失の計上を発表した日本ケミコン (TYO:6997)、第1四半期経常利益が2ケタ減となったコーエーテクモ (TYO:3635)は大きく下落。
一方、中国アリババグループが香港取引所でのプライマリー上場を申請すると発表したことを受けてソフトバンクG (TYO:9984)が大幅高。
ロシアとドイツを結ぶ天然ガスパイプラインの稼働率が低下したことなどを背景に原油先物相場が上昇したことで、INPEX (TYO:1605)、石油資源開発 (TYO:1662)が大きく上昇し、大阪チタ (TYO:5726)、東邦チタニウム (TYO:5727)、大平洋金属 (TYO:5541)など資源関連が全般強い動き。
米長期金利の上昇を背景に第一生命HD (TYO:8750)、三菱UFJ (TYO:8306)など金融が堅調で、月次販売動向を手掛かりに神戸物産 (TYO:3038)が大幅に上昇。
好決算や業績予想の上方修正を発表したKOA (TYO:6999)、ダブル・スコープ (TYO:6619)、インソース (TYO:6200)が急伸し、東証プライム市場の値上がり率上位に並んでいる。
セクターでは海運、その他製品、精密機器が下落率上位となった一方、鉱業、石油・石炭、保険が上昇率上位となった。
東証プライム市場の値下がり銘柄は全体34％、対して値上がり銘柄は60％となっている。
値下がり寄与トップはテルモ (TYO:4543)となり1銘柄で日経平均を約13円押し下げた。
同2位は中外薬 (TYO:4519)となり、東エレク (TYO:8035)、ファーストリテ (TYO:9983)、エムスリー (TYO:2413)、TDK (TYO:6762)、ダイキン (TYO:6367)などがつづいた
一方、値上がり寄与トップはソフトバンクG (TYO:9984)となり1銘柄で日経平均を約33円押し上げた。
同2位は安川電 (TYO:6506)となり、日立建機 (TYO:6305)、コナミG (TYO:9766)、日揮HD (TYO:1963)、ソニーG (TYO:6758)、ブリヂス (TYO:5108)がつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 27681.73(-17.52)
値上がり銘柄数 132(寄与度+96.32)
値下がり銘柄数 85(寄与度-113.84)
変わらず銘柄数 8
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:9984) ソフトバンクG 5663 158 +33.32
(TYO:6506) 安川電 4470 95 +3.34
(TYO:6305) 日立建機 3005 89 +3.13
(TYO:9766) コナミG 7770 80 +2.81
(TYO:1963) 日揮HD 1699 77 +2.71
(TYO:6758) ソニーG 11765 60 +2.11
(TYO:5108) ブリヂス 5225 58 +2.04
(TYO:6301) コマツ 3006 57 +2.00
(TYO:5019) 出光興産 3360 125 +1.76
(TYO:8766) 東京海上 7884 100 +1.76
(TYO:6902) デンソー 7696 47 +1.65
(TYO:7733) オリンパス 2849.5 11.5 +1.62
(TYO:8830) 住友不 3658 41 +1.44
(TYO:4063) 信越化 16180 35 +1.23
(TYO:8253) クレセゾン 1729 33 +1.16
(TYO:7267) ホンダ 3487 16 +1.12
(TYO:6954) ファナック 21855 30 +1.05
(TYO:8015) 豊田通商 4580 30 +1.05
(TYO:8591) オリックス 2330 28.5 +1.00
(TYO:5713) 住友鉱 4175 57 +1.00
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:4543) テルモ 4406 -94 -13.21
(TYO:4519) 中外薬 3616 -90 -9.49
(TYO:8035) 東エレク 44760 -260 -9.14
(TYO:9983) ファーストリテ 79540 -240 -8.43
(TYO:2413) エムスリー 3845 -81 -6.83
(TYO:6762) TDK 4190 -50 -5.27
(TYO:6367) ダイキン工 23270 -140 -4.92
(TYO:2801) キッコマン 7990 -130 -4.57
(TYO:6645) オムロン 7284 -125 -4.39
(TYO:6098) リクルートHD 4670 -30 -3.16
(TYO:6971) 京セラ 7405 -42 -2.95
(TYO:7974) 任天堂 60030 -840 -2.95
(TYO:7832) バンナムHD 10220 -60 -2.11
(TYO:4578) 大塚HD 4902 -54 -1.90
(TYO:3659) ネクソン 3020 -25 -1.76
(TYO:6988) 日東電 8910 -50 -1.76
(TYO:7751) キヤノン 3211 -32 -1.69
(TYO:6479) ミネベア 2343 -47 -1.65
(TYO:4911) 資生堂 5439 -47 -1.65
(TYO:9735) セコム 8896 -46 -1.62
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が書いた: Fisco
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