NECキャピタルソリューション---1Qは13%増収・30%営業増益、インベストメント事業が好調に推移

Fisco

発行済 2022年07月27日 12:38

NECキャピタルソリューション (TYO:8793)は26日、2023年3月期第1四半期(22年4月-6月)連結決算を発表した。
売上高が前年同期比13.7%増の714.86億円、営業利益が同30.5%増の50.79億円、経常利益が同58.6%増の60.87億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同106.3%増の29.74億円となった。


リース事業の売上高は前年同期に大型の賃貸資産の売却があったこと等により、前年同期比5.2%減の544.22億円、営業利益は同4.95億円減の16.64億円となった。
同事業の契約実行高は同11.3%減、成約高は同22.9%増となった。
契約実行高が前年割れとなっている主な要因は、前年同期に大型のGIGAスクール案件の計上があったことによるものであり、その影響を除くとほぼ前年同期並みの水準となっている。
一方で、成約高については官公庁が伸長し前年同期比増加となっている。

ファイナンス事業の売上高は金利収益の増加等により、前年同期比6.8%増の12.24億円、営業損益は貸倒引当金繰入額の計上等により、同4.85億円減の0.16億円の損失となった。
同事業では、主に企業融資の増加により、契約実行高、成約高共に前年同期を上回る結果となった。
これは国内に加え海外企業についても、短中期の資金ニーズを取り込めたことによるものである。

インベストメント事業の売上高は前年同期比301.1%増の152.51億円、営業利益は同22.31億円増の38.93億円となった。
大型の販売用不動産売却収益等を計上したことにより、売上高、営業利益共に前年同期を大幅に上回る結果となった。

その他の事業売上高は前年同期比11.1%増の5.98億円、営業利益は同0.10億円減の0.30億円となった。
ヘルスケア施設の賃料収入や太陽光売電収益等を計上したことにより、前年同期並みの水準を維持した。


2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比0.0%増の2,500億円、営業利益は同5.3%増の110億円、経常利益は同3.7%減の110億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同6.3%減の65億円とする期初計画を据え置いている。



アプリを入手する
Investing.comで、世界の金融市場の最新動向をチェックしましょう!
今すぐダウンロード

金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。 上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。

ログアウト
本当にログアウトしますか?
いいえあり
キャンセルあり
変更を保存