英BP、第2四半期利益が14年ぶり高水準 増配・自社株買い拡大

Reuters

発行済 2022年08月02日 16:50

更新済 2022年08月02日 17:09

[ロンドン 2日 ロイター] - 英石油大手BPが発表した第2・四半期決算は過去14年間で最高の84億5000万ドルの利益を計上した。精製マージンと石油取引が好調だった。

同社は増配と自社株買いの拡大を発表した。

1株配当は10%引き上げ6.006セントとする。従来のガイダンスは年4%の増配だった。

第3・四半期の自社株買いは35億ドルに引き上げる。上期の自社株買いは41億ドル。

第3・四半期の石油・ガス価格と精製マージンが高止まりするとの見通しも表明。余剰キャッシュの60%を自社株買いに充てる目標を維持した。

純利益に相当する「アンダーライイング・リプレースメント・コスト利益」は84億5000万ドルで、アナリスト予想の68億ドルを大幅に上回った。第1・四半期は62億5000万ドル、前年同期は28億ドルだった。