ネットイヤーグループ---1Qは2ケタ増収、既存サービスの受注は堅調に推移

Fisco

発行済 2022年08月05日 13:20

更新済 2022年08月05日 13:30

ネットイヤーグループ (TYO:3622)は7月29日、2023年3月期第1四半期(22年4月-6月)決算を発表した。
売上高が前年同期比13.1%増の7.71億円、営業損失が0.58億円(前年同期は0.18億円の利益)、経常損失が0.58億円(同0.20億円の利益)、四半期純損失が0.42億円(同4.34億円の利益)となった。


同社は、ユーザーエクスペリエンスデザイン(UXD)とデジタル技術のノウハウを活かして、顧客企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)とデジタルマーケティングを支援する事業を行っており、既存サービスの拡大と、さらなる成長基盤の開発を目的として新サービスの立ち上げに取り組んでいる。


既存サービスの受注は堅調に推移しており、売上高は前年同期比で増加しているが、案件が大型化、高度化する傾向にあり、リソース対応のコストが大幅に増加したことが利益を圧迫する要因となった。
新サービスについては、社会課題の解決を目的とした顧客企業の事業開発を支援する組織を期初に新設し、サービスの提供を開始した。


2023年3月期通期の業績予想については、売上高は前期比5.4%増の36.00億円、営業利益は同17.0%増の2.40億円、経常利益は同16.4%増の2.39億円、当期純利益は同71.2%減の1.67億円とする期初計画を据え置いている。




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