日経平均は続落、米CPI前に半導体ネガティブ材料続き投資家心理悪化
Fisco
発行済 2022年08月10日 15:37
日経平均は続落。
9日の米株式市場でダウ平均は58ドル安と3日ぶり小反落。
消費者物価指数（CPI）の発表を控えた持ち高調整から終日売り優勢。
半導体メーカーのエヌビディアに続きマイクロン・テクノロジーも弱い見通しを示したため、同セクターが大きく売られ相場の重しとなった。
ナスダック総合指数は-1.19％、フィラデルフィア半導体株指数（SOX）は-4.57％と揃って3日続落。
米株安を受けて日経平均は44.85円安からスタート。
半導体関連など値がさ株を中心に朝方は売りが先行し、寄り付き直後に27729.46円（270.5円安）まで下落した。
一方、今晩に発表される米7月CPIを前に売り方の買い戻しなども入り、その後は下げ渋った。
しかし、戻りは鈍く、その後は安値圏でのもみ合い。
午後は明日の国内祝日や、米重要インフレ指標を前にした様子見ムードからこう着感の強い展開となった。
大引けの日経平均は前日比180.63円安の27819.33円となった。
東証プライム市場の売買高は10億5522万株、売買代金は2兆5809億円だった。
セクターでは空運、電気機器、精密機器が下落率上位となった一方、電気・ガス、石油・石炭、パルプ・紙が上昇率上位となった。
東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の49％、対して値上がり銘柄は47％となった。
個別では、SOXの急落を受けてレーザーテック (TYO:6920)、アドバンテスト (TYO:6857)、ルネサス (TYO:6723)などの半導体関連が大幅続落。
ファーストリテ (TYO:9983)、キーエンス (TYO:6861)、ソニーＧ (TYO:6758)、富士通 (TYO:6702)などの値がさ株や、エムスリー (TYO:2413)、メルカリ (TYO:4385)、ベイカレント (TYO:6532)、SHIFT (TYO:3697)のグロース（成長）株も総じて軟調。
東証プライム市場の売買代金上位では、ほか、ダブル・スコープ (TYO:6619)、三井松島HD (TYO:1518)
が大きく下落。
OATアグリオ (TYO:4979)、カナミック (TYO:3939)、JMDC (TYO:4483)、ペプチドリーム
(TYO:4587)、藤田観光 (TYO:9722)などの決算発表銘柄が急落し、東証プライム市場の下落率上位に並んだ。
藤倉コンポジット (TYO:5121)は後場に決算を発表し、大きく売られた。
ほか、ネクソン (TYO:3659)、神戸製鋼 (TYO:5406)が決算を受けて下落。
業績予想を下方修正したメドピア (TYO:6095)はストップ安比例配分となった。
一方、レノバ (TYO:9519)が見直し買いで急反発。
決算発表銘柄では、住友林業 (TYO:1911)、マツダ (TYO:7261)、三菱マテリアル (TYO:5711)、出光興産 (TYO:5019)が大幅に上昇。
ほか、ロート製薬 (TYO:4527)、セグエグループ (TYO:3968)、理研計器 (TYO:7734)、新日本製薬 (TYO:4931)、日本マイクロニクス (TYO:6871)などが決算を手掛かりに急伸し、東証プライム市場の上昇率上位に並んだ。
マクロミル (TYO:3978)は好決算を材料にストップ高まで買い進まれた。
東洋エンジニアリング (TYO:6330)は前引け後に決算を発表し、後場から急伸。
国内証券によるレーティング格上げで関西ペイント (TYO:4613)も買われた。
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9日の米株式市場でダウ平均は58ドル安と3日ぶり小反落。
消費者物価指数（CPI）の発表を控えた持ち高調整から終日売り優勢。
半導体メーカーのエヌビディアに続きマイクロン・テクノロジーも弱い見通しを示したため、同セクターが大きく売られ相場の重しとなった。
ナスダック総合指数は-1.19％、フィラデルフィア半導体株指数（SOX）は-4.57％と揃って3日続落。
米株安を受けて日経平均は44.85円安からスタート。
半導体関連など値がさ株を中心に朝方は売りが先行し、寄り付き直後に27729.46円（270.5円安）まで下落した。
一方、今晩に発表される米7月CPIを前に売り方の買い戻しなども入り、その後は下げ渋った。
しかし、戻りは鈍く、その後は安値圏でのもみ合い。
午後は明日の国内祝日や、米重要インフレ指標を前にした様子見ムードからこう着感の強い展開となった。
大引けの日経平均は前日比180.63円安の27819.33円となった。
東証プライム市場の売買高は10億5522万株、売買代金は2兆5809億円だった。
セクターでは空運、電気機器、精密機器が下落率上位となった一方、電気・ガス、石油・石炭、パルプ・紙が上昇率上位となった。
東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の49％、対して値上がり銘柄は47％となった。
個別では、SOXの急落を受けてレーザーテック (TYO:6920)、アドバンテスト (TYO:6857)、ルネサス (TYO:6723)などの半導体関連が大幅続落。
ファーストリテ (TYO:9983)、キーエンス (TYO:6861)、ソニーＧ (TYO:6758)、富士通 (TYO:6702)などの値がさ株や、エムスリー (TYO:2413)、メルカリ (TYO:4385)、ベイカレント (TYO:6532)、SHIFT (TYO:3697)のグロース（成長）株も総じて軟調。
東証プライム市場の売買代金上位では、ほか、ダブル・スコープ (TYO:6619)、三井松島HD (TYO:1518)
が大きく下落。
OATアグリオ (TYO:4979)、カナミック (TYO:3939)、JMDC (TYO:4483)、ペプチドリーム
(TYO:4587)、藤田観光 (TYO:9722)などの決算発表銘柄が急落し、東証プライム市場の下落率上位に並んだ。
藤倉コンポジット (TYO:5121)は後場に決算を発表し、大きく売られた。
ほか、ネクソン (TYO:3659)、神戸製鋼 (TYO:5406)が決算を受けて下落。
業績予想を下方修正したメドピア (TYO:6095)はストップ安比例配分となった。
一方、レノバ (TYO:9519)が見直し買いで急反発。
決算発表銘柄では、住友林業 (TYO:1911)、マツダ (TYO:7261)、三菱マテリアル (TYO:5711)、出光興産 (TYO:5019)が大幅に上昇。
ほか、ロート製薬 (TYO:4527)、セグエグループ (TYO:3968)、理研計器 (TYO:7734)、新日本製薬 (TYO:4931)、日本マイクロニクス (TYO:6871)などが決算を手掛かりに急伸し、東証プライム市場の上昇率上位に並んだ。
マクロミル (TYO:3978)は好決算を材料にストップ高まで買い進まれた。
東洋エンジニアリング (TYO:6330)は前引け後に決算を発表し、後場から急伸。
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が書いた: Fisco
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