香港取引所、上期は27%減益 上場件数・取引高低迷

Reuters

発行済 2022年08月17日 15:58

[香港 17日 ロイター] - 香港取引所が17日発表した上期決算は27%の減益だった。中国経済の減速や政治的な緊張の高まりを受けて、上場件数が減少したほか、取引高が低迷した。

上期は48億香港ドル(6億1200万ドル)の黒字。前年同期は66億ドルの黒字だった。収入は18%減の89億香港ドル。

同社は香港証券取引所、香港先物取引所、ロンドン金属取引所(LME)を運営している。

ニコラス・アグジン最高経営責任者(CEO)は業績低迷の理由として「脆弱な世界のマクロ経済、地政学的な緊張、市場のボラティリティー、新型コロナウイルス流行の影響」を挙げた。