豪サントス、アラスカの石油開発推進へ 上期は過去最高益

Reuters

発行済 2022年08月17日 18:53

[メルボルン 17日 ロイター] - 豪石油・ガス大手サントスは17日、米アラスカ州ピッカ鉱区における26億ドル規模の石油開発プロジェクトを進めると発表した。

決定は予想外と受け止められ、上半期決算が過去最高益となったにもかかわらず株価が下落した。

ケビン・ギャラガー最高経営責任者(CEO)はピッカでの石油開発は「極めて優れたプロジェクトだ」とし、1バレル=60ドルの原油価格に基づく収益率は19%になるとの見通しを示した。

ピッカでの生産開始は2026年を予定し、生産量は日量8万バレルになるとしている。