日経平均は153円高でスタート、新光電工やロームなどが上昇

Fisco

発行済 2022年08月19日 09:26

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;29095.71;+153.57TOPIX;2000.08;+9.58


[寄り付き概況]

 19日の日経平均は153.57円高の29095.71円と反発して取引を開始した。
前日18日の米国株式市場は反発。
ダウ平均は18.72ドル高の33999.04ドル、ナスダックは27.22ポイント高の12965.34で取引を終了した。
利益確定売りなどに寄り付き後、下落。
しかし、週次失業保険申請が予想外に減少したほか、8月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が予想外のプラスに改善する良好な経済指標を好感し買戻しが強まった。
ハイテク株も主要企業の良好な決算や長期金利の低下を受けて買い戻しが目立ち相場を一段と後押し。
引けにかけて主要株式指数は上昇に転じ終了した。


 今日の東京株式市場は買いが先行した。
昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価を支えた。
中でもフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2%を超す上昇となったことが東京市場の半導体関連株などの株価支援要因となった。

また、外為市場で1ドル=135円90銭台と昨日15時頃に比べ60銭ほど円安・ドル高に振れていることも安心感となった。
一方、日経平均は昨日反落したものの、引き続き短期的な過熱感を指摘する向きがあった。
また、全国の新型コロナ新規感染者数が過去最多となり、経済活動の本格再開が後ずれすることを懸念する声も聞かれたが、寄付き段階では買いが優勢だった。
なお、取引開始前に発表された7月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比2.4%上昇した。
QUICKがまとめた市場予想の中央値は同2.4%上昇だった。


 セクター別では、石油石炭製品、機械、電気機器、鉱業、海運業などが値上がり率上位、医薬品、空運業、陸運業、電気・ガス業、その他製品などが値下がりしている。
東証プライムの売買代金上位では、新光電工 (TYO:6967)、ローム (TYO:6963)、ディスコ (TYO:6146)、ルネサス (TYO:6723)、レーザーテック (TYO:6920)、アドバンテスト (TYO:6857)、東エレク (TYO:8035)、ソニーG (TYO:6758)、ダイキン (TYO:6367)、シマノ (TYO:7309)、エムスリー (TYO:2413)、日立 (TYO:6501)、ベイカレント (TYO:6532)、キーエンス (TYO:6861)、商船三井 (TYO:9104)などが上昇。
他方、第一三共 (TYO:4568)、OLC (TYO:4661)、日本製鉄 (TYO:5401)、吉野家HD (TYO:9861)などが下落している。


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