米ズーム、通期売上高・利益見通しを下方修正 需要低迷で

Reuters

発行済 2022年08月23日 06:14

更新済 2022年08月23日 07:18

[22日 ロイター] - ビデオ会議サービスの米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ は22日、通期の売上高および利益見通しを引き下げた。新型コロナウイルス禍で高まった需要が鈍化しており、株価は引け後の時間外取引で7%超下落した。

ビデオ会議システム市場でマイクロソフトの「Teams(チームズ)」やシスコの「WebEx(ウェブエックス)」、グーグルの「Meet(ミート)」などがシェアを競う中、アナリストらはズームの見通しに懸念を示している。

同社は、通期の調整後1株利益予想を従来の3.70─3.77ドルから3.66─3.69ドルに下方修正。売上高は45億3000万ドル─45億5000万ドルから43億9000万ドル─44億ドルに引き下げた。