米ゴールドマンの女性差別集団訴訟、来年6月に公判開始決定

Reuters

発行済 2022年08月23日 09:23

更新済 2022年08月23日 23:45

[ニューヨーク 22日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックスの元副社長らが給与や昇進で女性差別を受けたとして損害賠償を求めた12年越しの集団訴訟で、米マンハッタン連邦地裁は22日、ゴールドマンの訴訟棄却請求を退け、来年6月5日の公判開始を決定した。

集団訴訟には約1800人が参加しており、クリスティナ・チェンオスター元副社長ら原告は、ゴールドマンが組織的に女性の給与を男性よりも少なくし、女性の業務執行評価を低くして昇進を妨げたと訴えている。