GセブンHD Research Memo(4):2026年3月期に売上高2,500億円、経常利益100億円を目指す

Fisco

発行済 2022年08月23日 16:14

■業績動向

3. 中期経営計画
G-7ホールディングス (TYO:7508)は創業50周年となる2026年3月期を最終年度とした5ヶ年の中期経営計画をスタートしている。
業績数値目標として2026年3月期に売上高2,500億円、経常利益100億円を掲げており、5年間の年平均成長率で見れば売上高で約9%、経常利益で約6%となる。


主力事業の収益目標(事業会社の目標)は、業務スーパー事業で売上高1,000億円、経常利益45億円(2021年3月期比売上高1.19倍、経常利益1.13倍)、オートバックス事業で売上高500億円、経常利益25億円(同売上高1.57倍、経常利益1.20倍)、精肉事業で売上高350億円、経常利益12億円(同売上高1.91倍、経常利益1.28倍)を見込んでいる。


このうち業務スーパー事業は九州圏、中部圏、首都圏、北海道を中心に出店拡大戦略を継続していく。
オートバックス事業はカーライフといったカテゴリーで周辺事業(FIELD SEVENやオートキャンプ場運営などのアウトドア事業)に領域を拡大していくことで成長を目指す。
精肉事業は業務スーパーとの同時出店に加えて業務用の卸販売事業を拡大していく戦略だ。
また、M&Aについても積極的に取り組んでいくことにしている。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)


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