仏観光部門、今夏は大幅回復 人口の7割が休暇に=観光相

Reuters

発行済 2022年08月30日 11:33

[パリ 29日 ロイター] - フランスのグレゴワール観光担当相は、今夏は国内観光部門が大きく回復していると明らかにした。生活費に対する懸念や熱波、森林火災などにもかかわらず、新型コロナウイルス禍で2年にわたった落ち込みを経て、内外の観光客が休暇で押し寄せているという。

同相は記者会見で、速報値によると今夏は3500万人ものフランス人が休暇のため出かけたと説明。10人中7人の割合となり、昨年の約6割を上回る水準という。

コロナ禍前の2019年のフランスへの渡航者は世界最多で、外国からの観光客は約9000万人だった。