日経平均寄与度ランキング（前引け）～日経平均は反発、東エレクが1銘柄で約24円分押し上げ
Fisco
発行済 2022年08月30日 12:32
更新済 2022年08月30日 12:45
日経平均は反発。
283.56円高の28162.52円（出来高概算4億6091万株）で前場の取引を終えている。
29日の米株式市場でダウ平均は184.41ドル安（-0.57％）と続落。
パウエル連邦準備制度理事会（FRB）議長のジャクソンホール会議でのタカ派発言を受けて、利上げペースの加速を警戒した売りが継続。
値ごろ感からの買いでダウ平均は一時上昇に転じる場面もあったが、長期金利の上昇を受けたハイテク株の売りが相場の重石になった。
ナスダック総合指数は-1.02％と続落。
日経平均は自律反発狙いの買いから207.76円高と28000円を回復してスタート。
戻り待ちの売りも強く、一時は27944.25円まで上げ幅を縮小したが、切り返すと前場中ごろには28177.19円まで上げ幅を広げた。
その後は25日移動平均線を手前にした一進一退が続いた。
個別では、原油先物価格の上昇を受けてINPEX (TYO:1605)、石油資源開発 (TYO:1662)、ENEOS (TYO:5020)が大幅高。
三菱重 (TYO:7011)、川崎重 (TYO:7012)、IHI (TYO:7013)の原発・防衛関連も軒並み高。
三井物産 (TYO:8031)、双日 (TYO:2768)など商社株も総じて上昇。
郵船 (TYO:9101)、日本製鉄 (TYO:5401)などその他の市況関連株も全般高い。
JAL (TYO:9201)が年初来高値を更新し、JR東 (TYO:9020)、JR西 (TYO:9021)など陸運各社が堅調。
NEC (TYO:6701)は初の自社株買いを発表して大幅高。
レーティング格上げが観測された三井不動産 (TYO:8801)、あいHD (TYO:3076)も大きく上昇。
一方、ファーストリテ (TYO:9983)、信越化 (TYO:4063)、ダブル・スコープ (TYO:6619)、ベイカレント (TYO:6532)、ZHD (TYO:4689)などのグロース（成長）株で軟調なものが散見される。
森永乳業 (TYO:2264)、カシオ (TYO:6952)、SUMCO (TYO:3436)はレーティング格下げ観測で売り優勢。
新株予約権の発行が嫌気されたダイヤHD (TYO:6699)は急落している。
セクターでは鉱業、石油・石炭、陸運を筆頭に全面高となった。
東証プライム市場の値上がり銘柄は全体82％、対して値下がり銘柄は15％となっている。
値上がり寄与トップは東エレク (TYO:8035)となり1銘柄で日経平均を約24円押し上げた。
同2位はKDDI (TYO:9433)となり、ソフトバンクG (TYO:9984)、第一三共 (TYO:4568)、NTTデータ (TYO:9613)、ファナック (TYO:6954)、オリンパス (TYO:7733)などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップはファーストリテ (TYO:9983)となり1銘柄で日経平均を約2円押し下げた。
同2位はヤマハ (TYO:7951)となり、クレセゾン (TYO:8253)、エーザイ (TYO:4523)、信越化 (TYO:4063)、日産化 (TYO:4021)、住友ファーマ (TYO:4506)などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 28162.52(+283.56)
値上がり銘柄数 207(寄与度+290.99)
値下がり銘柄数 17(寄与度-7.43)
変わらず銘柄数 1
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:8035) 東エレク 44220 690 +24.25
(TYO:9433) KDDI 4313 99 +20.88
(TYO:9984) ソフトバンクG 5558 62 +13.07
(TYO:4568) 第一三共 4212 104 +10.96
(TYO:9613) NTTデータ 1981 57 +10.02
(TYO:6954) ファナック 22720 275 +9.66
(TYO:7733) オリンパス 3025 66 +9.28
(TYO:6762) TDK 4915 70 +7.38
(TYO:6367) ダイキン工 24360 200 +7.03
(TYO:7832) バンナムHD 10485 200 +7.03
(TYO:4543) テルモ 4490 42 +5.90
(TYO:6971) 京セラ 7659 83 +5.83
(TYO:9766) コナミG 7230 140 +4.92
(TYO:6645) オムロン 7364 139 +4.88
(TYO:3659) ネクソン 2822 69 +4.85
(TYO:4324) 電通グループ 4600 135 +4.74
(TYO:6988) 日東電 8670 110 +3.87
(TYO:9735) セコム 8868 108 +3.80
(TYO:2413) エムスリー 4505 44 +3.71
(TYO:8058) 三菱商事 4625 97 +3.41
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:9983) ファーストリテ 82470 -80 -2.81
(TYO:7951) ヤマハ 5380 -30 -1.05
(TYO:8253) クレセゾン 1741 -22 -0.77
(TYO:4523) エーザイ 5627 -16 -0.56
(TYO:4063) 信越化 16420 -15 -0.53
(TYO:4021) 日産化 7070 -10 -0.35
(TYO:4506) 住友ファーマ 1034 -9 -0.32
(TYO:4183) 三井化学 3105 -35 -0.25
(TYO:7205) 日野自 624 -5 -0.18
(TYO:8804) 東建物 2131 -6 -0.11
(TYO:8355) 静岡銀 811 -3 -0.11
(TYO:6952) カシオ計 1307 -3 -0.11
(TYO:4578) 大塚HD 4547 -3 -0.11
(TYO:5631) 日製鋼所 3085 -10 -0.07
(TYO:8233) 高島屋 1520 -4 -0.07
(TYO:3436) SUMCO 1904 -11 -0.04
(TYO:4689) ZHD 411.8 -0.9 -0.01
アプリを入手する
が書いた: Fisco
金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある場合は英語版が優先されます。