WHO「欧州のサル痘流行は根絶可能」、感染者減少受け

Reuters

発行済 2022年08月31日 11:15

[ロンドン 30日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)当局者らは30日、サル痘感染者が一部諸国で減少していることを示す根拠が見られるとして、欧州におけるサル痘流行は根絶可能との見方を示した。

フランスやドイツ、ポルトガル、スペイン、英国を含む欧州諸国と米国の一部では、ワクチン供給がほとんどないにもかかわらず週単位で感染減少が続いている。

WHOのハンス・クルーゲ欧州地域事務局長は、「われわれは(欧州)地域での人から人への感染の持続を根絶できると考えている。それには緊急に取り組みを強化する必要がある」と述べた。