すららネット Research Memo(9):2023年12月期以降の連結業績を慎重に検討するため定量的目標を非開示に

Fisco

発行済 2022年09月02日 15:09

■中期経営計画

すららネット (TYO:3998)は、中長期経営計画の定量的目標として、2024年12月期に売上高3,400百万円、営業利益970百万円を掲げていた。
しかし、主力のeラーニング事業では、学校マーケットにおける自治体案件は単年契約が多く予測が困難であること、また子会社売上の多くを占める受託開発事業についても、見通しの変動が大きいことなどから、中長期経営計画の数値目標を非開示とすることにした。




■株主還元策

同社は2021年12月期まで配当を行っておらず、現時点では2022年12月期も無配の予想である。
当面は投資及び内部留保優先の方針だが、同社内では配当の検討もされているとのことから、今後の業績動向によっては株主還元策が発表される可能性もありそうだ。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)


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