アイエスビー Research Memo(5):配当性向30%を目安に安定した配当を継続していく方針

Fisco

発行済 2022年09月06日 15:35

更新済 2022年09月06日 15:47

■株主還元策

アイ・エス・ビー (TYO:9702)は株主還元を重要な経営課題として位置付けており、その具体的手段として配当を実施している。
配当の水準については、成長のための投資資金を確保するなど財務体質の健全性維持と配当性向などを総合的に判断し、可能な限り安定した配当を継続していく方針で、配当性向としては30%を目安としている。


2022年12月期の1株当たり配当金は、業績の上方修正に対応して期初計画の33.0円から4.0円増配の37.0円(配当性向30.0%)にすることを発表した。
普通配当ベースでは5期連続の増配となる(2020年12月期は創立50周年の記念配当5.0円分含む)。
今後も収益の拡大によって配当性向が30%を下回る状況となれば、増配が期待される。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)


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