セルシードは後場一段と強含み6日ぶり反発、29日シンポジウムで社長が情報発信

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発行済 2022年09月22日 13:23

更新済 2022年09月22日 13:35

■新株予約権の発表後は続落だったが資金調達額は9億円

 セルシード<7776>(東証グロース)は9月22日の後場、一段と強含んで始まり、取引開始後に7%高の143円(9円高)まで上げる場面を見せて6日ぶりの反発相場となっている。9月29日に開催される国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)主催のシンポジウムに同社橋本せつ子社長がパネリストとして参加する予定と開示済みで、再生・細胞医療にかかわる同社の取組に注目が再燃する可能性が期待されている。

 株価は9月21日まで5日連続安となってきたが、9月14日に新株予約権の発行を発表したことが要因と見られている。新株予約権を発行すると将来的な発行株数の増加・株式需給の緩和につながる。しかし、これによる資金調達の額は9億53万8500円(差引手取概算額)。資金の使途については、食道再生上皮シートの開発、軟骨再生シートの開発などの研究開発、細胞培養施設運営資金、運転資金などに充てる計画としている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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