KaizenPF Research Memo(7):2022年12月期通期予想据え置きだが上振れの可能性

Fisco

発行済 2022年09月26日 09:07

■今後の見通し

● 2022年12月期通期連結業績予想の概要
Kaizen Platform (TYO:4170)の2022年12月期通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が2021年12月期比32.7%増の3,000百万円、EBITDAが12.8%増の250百万円、営業利益が9.4%増の50百万円、経常利益が10百万円(2021年12月期は25百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益が0百万円(同101百万円の損失)としている。
将来の成長を見据えて人材拡充などの先行投資を優先させるが、売上高は30%超の成長を目指す方針だ。


第2四半期累計の進捗率は売上高が46.9%、EBITDAが68.2%、営業利益が86.6%、経常利益が271.5%で、利益進捗率が高水準だが、通期予想を据え置いた。
同社では、第3四半期に中途採用などの人材投資コストが発生する傾向があり、今期も投資の発生を想定している。
ただし弊社では、クロスセル・アップセル戦略によるリカーリング売上拡大やARPU向上が進展し、通期会社予想は上振れの可能性が高いだろうと評価している。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)


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