26日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり7銘柄、値下がり217銘柄、変わらず1銘柄となった。
日経平均は大幅に3日続落。
国内が連休中だった22、23日の米株式市場でダウ平均は計593.37ドル下落し23日で4日続落。
英国政府が大規模減税策を発表したこともあり、インフレがさらに進むとの懸念から米長期金利が一段と上昇し、また、景気後退懸念も強まり株価の重しとなった。
ナスダック総合指数は22日、23日の2日間計で-3.1%だった。
米株安を受けた今日の東京株式市場は売りが先行し、日経平均は374.39円安からスタート。
取引開始後は、朝方底堅かったダウ平均先物が軟調な動きとなったこともあり、積極的な押し目買いは手控えられ、日経平均は下げ幅を拡大した。
午後は今晩以降の欧米株への警戒感もあり買いが一段と見送られる中、日経平均は26500円を下回って本日を終えた。
大引けの日経平均は前日比722.28円安の26431.55円となった。
東証プライムの売買高
は15億2663万株、売買代金は3兆3420億円だった。
セクターでは全業種が下落。
鉱業、石油石炭製品、非鉄金属などが下落率上位となった。
東証プライムの値下がり銘柄は全体の91%、対して値上がり銘柄は6%となった。
値下がり寄与トップは東エレク (TYO:8035)、同2位はソフトバンクG (TYO:9984)となり、2銘柄で日経平均を約118円押し下げた。
東エレクについては、世界半導体市場統計によると、7月の半導体世界出荷額が前年同月比1.8%減となり、19年11月以来、32カ月ぶりに前年同月を下回ったことが重しに。
また、日経平均構成銘柄の下落率トップはINPEX (TYO:1605)で9.87%安、同2位は出光興産 (TYO:5019)で7.63%安だった。
先週末のNY原油相場の下落がINPEXや出光興産の売り材料となった格好。
一方、値上がり寄与トップはKDDI (TYO:9433)、同2位は中外薬 (TYO:4519)となり、2銘柄で日経平均を約6円押し上げた。
また、日経平均構成銘柄の上昇率トップもKDDIで0.58%高、同2位はNTT (TYO:9432)で0.54%高だった。
*15:00現在
日経平均株価 26431.55(-722.28)
値上がり銘柄数 7(寄与度+7.64)
値下がり銘柄数 217(寄与度-729.92)
変わらず銘柄数 1
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:9433) KDDI 4305 25 +5.27
(TYO:4519) 中外薬 3418 15 +1.58
(TYO:9766) コナミG 6730 10 +0.35
(TYO:9432) NTT 3888 21 +0.30
(TYO:8233) 高島屋 1708 5 +0.09
(TYO:1332) 日水 545 1 +0.04
(TYO:3863) 日本紙 883 4 +0.01
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:8035) 東エレク 38700 -1710 -60.09
(TYO:9984) ソフトバンクG 5066 -277 -58.41
(TYO:4063) 信越化 14820 -750 -26.36
(TYO:6762) TDK 4680 -240 -25.30
(TYO:9983) ファーストリテ 80600 -680 -23.90
(TYO:6857) アドバンテス 7060 -290 -20.38
(TYO:4543) テルモ 4112 -127 -17.85
(TYO:7733) オリンパス 2799.5 -108 -15.18
(TYO:6758) ソニーG 9682 -388 -13.64
(TYO:2413) エムスリー 4053 -160 -13.49
(TYO:6098) リクルートHD 4078 -127 -13.39
(TYO:6954) ファナック 21200 -380 -13.35
(TYO:6988) 日東電 7980 -370 -13.00
(TYO:6971) 京セラ 7666 -177 -12.44
(TYO:7267) ホンダ 3302 -174 -12.23
(TYO:7203) トヨタ自 1963 -65 -11.42
(TYO:6367) ダイキン工 22565 -325 -11.42
(TYO:6902) デンソー 7049 -274 -9.63
(TYO:9613) NTTデータ 1847 -53 -9.31
(TYO:8015) 豊田通商 4635 -250 -8.79
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