電算システムHD Research Memo(9):2022年12月期の年間配当は35円を計画、実質6円増配計画

Fisco

発行済 2022年09月29日 17:09

■株主還元策

電算システムホールディングス (TYO:4072)は株主還元を経営の最重要課題の1つとして掲げ、主として配当による株主還元を行っている。
配当政策においては公約配当性向などの定めはなく、収益動向や投資計画、財務状況などを総合的に判断するとしている。


1. 配当政策
2022年12月期については、前期比1円増配(前期は持株会社体制移行への記念配当5円を含む)の35円(中間配17円、期末配18円)の配当を計画している。
記念配当を除くと実質6円の増配となる。
なお同社は、中間配と期末配を合わせた年間配当について毎期増額しており、“安定増配”を志向していることが窺える。


2. 株主優待
同社は株主優待制度を設定している。
同社の1単元(100株)以上の株式を1年以上継続保有している12月末時点の株主に対し、3,000円相当の岐阜県、愛知県及び三重県の特産品を贈呈している。
優待品としてこれまで、明方ハムセット、伊勢志摩塩さぶれ、はちみつ3本セット、西尾市 尊皇・活鱗(お酒)、きしめん・うどんセット、飛騨コシヒカリ(5kg)など、6種類の特産品から選択が可能となっている。
岐阜県・愛知県・三重県の特産品を提供するものになっており、地方創生にもつながる企業姿勢は評価される。


(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)

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