日経平均寄与度ランキング(前引け）～日経平均は3日続伸、ファーストリテが1銘柄で約30円分押し上げ
Fisco
発行済 2022年10月05日 12:55
5日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり119銘柄、値下がり100銘柄、変わらず6銘柄となった。
日経平均は3日続伸。
93.76円高の27085.97円（出来高概算6億1084万株）で前場の取引を終えている。
4日の米株式市場でダウ平均は825.43ドル高（+2.79％）と大幅続伸。
債務健全性への懐疑的見方から売られていた金融のクレディスイス株が持ち直したことで市場混乱の警戒感が後退。
欧州からの流れを引き継いだ買いが先行して米株市場も上昇スタート。
また、8月求人件数（JOLTS）の予想以上の大幅減少を受けて大幅利上げ継続観測が緩和。
長期金利の軟化も手伝い、さらなる上昇に繋がった。
ナスダック総合指数も+3.33％と大幅に続伸。
日経平均は219.11円高と27000円を回復してスタート。
ただ、連日の急伸の反動のほか、時間外取引のダウ平均先物が軟化したこともあり、寄り付き直後を高値に失速。
その後は心理的な節目をサポートに底堅さも見られたが、こう着感の強い展開が続いた。
個別では、ソフトバンクG (TYO:9984)、信越化 (TYO:4063)、キーエンス (TYO:6861)、SMC (TYO:6273)、HOYA (TYO:7741)など主に値がさ株の上昇が目立った。
ファーストリテ (TYO:9983)は9月既存店売上の堅調さも好感されたようだ。
村田製 (TYO:6981)、TDK (TYO:6762)、新光電工 (TYO:6967)のハイテクが全般堅調。
材料処では、旧村上ファンド系による大量保有が判明したアークランズ (TYO:9842)が急伸。
9月既存店売上の好調が評価されたABCマート (TYO:2670)も大幅に上昇。
目立った動きではないが、上半期決算の堅調さが確認されたウエルシアHD (TYO:3141)、半導体装置新工場の建設報道が伝わったキヤノン (TYO:7751)も買い優勢。
一方、レーザーテック (TYO:6920)、東エレク (TYO:8035)、スクリン (TYO:7735)、三井ハイテック (TYO:6966)などの半導体関連の一角が軟調。
為替が対ドルでやや円高方向に振れていることでトヨタ自 (TYO:7203)、三菱自 (TYO:7211)なども弱含み。
エスプール (TYO:2471)は6-8月期の営業減益が嫌気されて急落。
イオンモール (TYO:8905)も決算が売り材料視された。
良品計画 (TYO:7453)は既存店売上の軟調継続を受けて下落した。
セクターでは精密機器、保険、繊維製品が上昇率上位となった一方、食料品、陸運、医薬品が下落率上位となった。
東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の57％、対して値下がり銘柄は38％となっている。
値上がり寄与トップはファーストリテ (TYO:9983)となり1銘柄で日経平均を約30円押し上げた。
同2位はソフトバンクG (TYO:9984)となり、信越化 (TYO:4063)、ダイキン (TYO:6367)、オリンパス (TYO:7733)、TDK (TYO:6762)、アドバンテ (TYO:6857)などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップは東エレク (TYO:8035)となり1銘柄で日経平均を約6円押し下げた。
同2位はキッコーマン (TYO:2801)となり、第一三共 (TYO:4568)、トレンド (TYO:4704)、コナミG (TYO:9766)、セコム (TYO:9735)、ファナック (TYO:6954)などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 27085.97(+93.76)
値上がり銘柄数 119(寄与度+164.00)
値下がり銘柄数 100(寄与度-70.24)
変わらず銘柄数 6
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:9983) ファーストリテ 78740 880 +30.13
(TYO:9984) ソフトバンクG 5338 103 +21.16
(TYO:4063) 信越化 15495 330 +11.30
(TYO:6367) ダイキン工 23905 250 +8.56
(TYO:7733) オリンパス 3000 52 +7.12
(TYO:6762) TDK 4790 65 +6.68
(TYO:6857) アドバンテス 7220 70 +4.79
(TYO:7741) HOYA 14905 275 +4.71
(TYO:6981) 村田製 7092 149 +4.08
(TYO:6273) SMC 63410 1180 +4.04
(TYO:4901) 富士フイルム 7049 100 +3.42
(TYO:6861) キーエンス 51240 990 +3.39
(TYO:4021) 日産化 6710 90 +3.08
(TYO:6098) リクルートHD 4413 29 +2.98
(TYO:9613) NTTデータ 1955 17 +2.91
(TYO:6902) デンソー 7125 85 +2.91
(TYO:4523) エーザイ 7541 77 +2.64
(TYO:8766) 東京海上 2669.5 51 +2.62
(TYO:7269) スズキ 4785 71 +2.43
(TYO:6976) 太陽誘電 3935 70 +2.40
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:8035) 東エレク 38140 -200 -6.85
(TYO:2801) キッコマン 8240 -180 -6.16
(TYO:4568) 第一三共 4179 -58 -5.96
(TYO:4704) トレンド 7720 -140 -4.79
(TYO:9766) コナミG 6600 -120 -4.11
(TYO:9735) セコム 8604 -106 -3.63
(TYO:6954) ファナック 20925 -105 -3.60
(TYO:7951) ヤマハ 5320 -80 -2.74
(TYO:2413) エムスリー 4262 -23 -1.89
(TYO:3382) 7＆iHD 5771 -45 -1.54
(TYO:3659) ネクソン 2695 -22 -1.51
(TYO:8267) イオン 2743 -41.5 -1.42
(TYO:7832) バンナムHD 9734 -39 -1.34
(TYO:4502) 武田薬 3838 -36 -1.23
(TYO:2502) アサヒ 4602 -34 -1.16
(TYO:9301) 三菱倉 3460 -65 -1.11
(TYO:1721) コムシスHD 2508 -32 -1.10
(TYO:7203) トヨタ自 1998 -6 -1.03
(TYO:4452) 花王 5888 -28 -0.96
(TYO:8830) 住友不 3418 -26 -0.89
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日経平均は3日続伸。
93.76円高の27085.97円（出来高概算6億1084万株）で前場の取引を終えている。
4日の米株式市場でダウ平均は825.43ドル高（+2.79％）と大幅続伸。
債務健全性への懐疑的見方から売られていた金融のクレディスイス株が持ち直したことで市場混乱の警戒感が後退。
欧州からの流れを引き継いだ買いが先行して米株市場も上昇スタート。
また、8月求人件数（JOLTS）の予想以上の大幅減少を受けて大幅利上げ継続観測が緩和。
長期金利の軟化も手伝い、さらなる上昇に繋がった。
ナスダック総合指数も+3.33％と大幅に続伸。
日経平均は219.11円高と27000円を回復してスタート。
ただ、連日の急伸の反動のほか、時間外取引のダウ平均先物が軟化したこともあり、寄り付き直後を高値に失速。
その後は心理的な節目をサポートに底堅さも見られたが、こう着感の強い展開が続いた。
個別では、ソフトバンクG (TYO:9984)、信越化 (TYO:4063)、キーエンス (TYO:6861)、SMC (TYO:6273)、HOYA (TYO:7741)など主に値がさ株の上昇が目立った。
ファーストリテ (TYO:9983)は9月既存店売上の堅調さも好感されたようだ。
村田製 (TYO:6981)、TDK (TYO:6762)、新光電工 (TYO:6967)のハイテクが全般堅調。
材料処では、旧村上ファンド系による大量保有が判明したアークランズ (TYO:9842)が急伸。
9月既存店売上の好調が評価されたABCマート (TYO:2670)も大幅に上昇。
目立った動きではないが、上半期決算の堅調さが確認されたウエルシアHD (TYO:3141)、半導体装置新工場の建設報道が伝わったキヤノン (TYO:7751)も買い優勢。
一方、レーザーテック (TYO:6920)、東エレク (TYO:8035)、スクリン (TYO:7735)、三井ハイテック (TYO:6966)などの半導体関連の一角が軟調。
為替が対ドルでやや円高方向に振れていることでトヨタ自 (TYO:7203)、三菱自 (TYO:7211)なども弱含み。
エスプール (TYO:2471)は6-8月期の営業減益が嫌気されて急落。
イオンモール (TYO:8905)も決算が売り材料視された。
良品計画 (TYO:7453)は既存店売上の軟調継続を受けて下落した。
セクターでは精密機器、保険、繊維製品が上昇率上位となった一方、食料品、陸運、医薬品が下落率上位となった。
東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の57％、対して値下がり銘柄は38％となっている。
値上がり寄与トップはファーストリテ (TYO:9983)となり1銘柄で日経平均を約30円押し上げた。
同2位はソフトバンクG (TYO:9984)となり、信越化 (TYO:4063)、ダイキン (TYO:6367)、オリンパス (TYO:7733)、TDK (TYO:6762)、アドバンテ (TYO:6857)などがつづいた。
一方、値下がり寄与トップは東エレク (TYO:8035)となり1銘柄で日経平均を約6円押し下げた。
同2位はキッコーマン (TYO:2801)となり、第一三共 (TYO:4568)、トレンド (TYO:4704)、コナミG (TYO:9766)、セコム (TYO:9735)、ファナック (TYO:6954)などがつづいた。
*11:30現在
日経平均株価 27085.97(+93.76)
値上がり銘柄数 119(寄与度+164.00)
値下がり銘柄数 100(寄与度-70.24)
変わらず銘柄数 6
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:9983) ファーストリテ 78740 880 +30.13
(TYO:9984) ソフトバンクG 5338 103 +21.16
(TYO:4063) 信越化 15495 330 +11.30
(TYO:6367) ダイキン工 23905 250 +8.56
(TYO:7733) オリンパス 3000 52 +7.12
(TYO:6762) TDK 4790 65 +6.68
(TYO:6857) アドバンテス 7220 70 +4.79
(TYO:7741) HOYA 14905 275 +4.71
(TYO:6981) 村田製 7092 149 +4.08
(TYO:6273) SMC 63410 1180 +4.04
(TYO:4901) 富士フイルム 7049 100 +3.42
(TYO:6861) キーエンス 51240 990 +3.39
(TYO:4021) 日産化 6710 90 +3.08
(TYO:6098) リクルートHD 4413 29 +2.98
(TYO:9613) NTTデータ 1955 17 +2.91
(TYO:6902) デンソー 7125 85 +2.91
(TYO:4523) エーザイ 7541 77 +2.64
(TYO:8766) 東京海上 2669.5 51 +2.62
(TYO:7269) スズキ 4785 71 +2.43
(TYO:6976) 太陽誘電 3935 70 +2.40
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
(TYO:8035) 東エレク 38140 -200 -6.85
(TYO:2801) キッコマン 8240 -180 -6.16
(TYO:4568) 第一三共 4179 -58 -5.96
(TYO:4704) トレンド 7720 -140 -4.79
(TYO:9766) コナミG 6600 -120 -4.11
(TYO:9735) セコム 8604 -106 -3.63
(TYO:6954) ファナック 20925 -105 -3.60
(TYO:7951) ヤマハ 5320 -80 -2.74
(TYO:2413) エムスリー 4262 -23 -1.89
(TYO:3382) 7＆iHD 5771 -45 -1.54
(TYO:3659) ネクソン 2695 -22 -1.51
(TYO:8267) イオン 2743 -41.5 -1.42
(TYO:7832) バンナムHD 9734 -39 -1.34
(TYO:4502) 武田薬 3838 -36 -1.23
(TYO:2502) アサヒ 4602 -34 -1.16
(TYO:9301) 三菱倉 3460 -65 -1.11
(TYO:1721) コムシスHD 2508 -32 -1.10
(TYO:7203) トヨタ自 1998 -6 -1.03
(TYO:4452) 花王 5888 -28 -0.96
(TYO:8830) 住友不 3418 -26 -0.89
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が書いた: Fisco
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