米国株式市場=続落、FRB積極利上げによる景気懸念強まる

Reuters

発行済 2022年10月07日 05:23

更新済 2022年10月07日 07:09

(見出しを修正しました)

[6日 ロイター] - 米国株式市場は続落して取引を終えた。9月雇用統計の発表を明日に控え、米連邦準備理事会(FRB)の積極的金利引き上げが景気後退につながるとの懸念が強まった。

この日発表された新規失業保険申請件数が予想以上に増加したことを受け、FRBが引き締めペースを緩めるとの期待が高まり、市場には一時安心感が広がった。

一方、米シカゴ地区連銀のエバンス総裁はこの日、インフレ指標は失望的で、FRBは年末までに合計1.25%ポイントの利上げを行う可能性があるとの見方を示した。

グレンメドのジェイソン・プライド氏は「市場はFRBのメッセージをゆっくりと受け取っている」と述べ、「FRBがインフレ抑制に向けた追加利上げで経済を景気後退(リセッション)に陥らせる可能性がある」と指摘した。

この日の下げにもかかわらず、株価は3日と4日に大幅上昇しており、株価主要3指数は週間ベースでは上昇する見通し。

S&P主要11セクターでは10セクターが下落。不動産が下げを主導し、3.3%安となった。半導体や小型株、輸送株も売られた。グロース株は0.76%、バリュー株は1.18%、それぞれ下げた。

一方、エネルギー株は1.8%高。

原油価格は、3週間ぶり高値となった。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が5日の閣僚級会合で、11月から日量200万バレルの減産を実施することで合意したことが材料視された。

テスラは1.1%安。米実業家イーロン・マスク氏によるツイッター買収を巡り、資金提供しようとしていた投資会社アポロ・グローバル・マネジメントとシックス・ストリートは同氏と協議しておらず、交渉が打ち切られたことが分かった。この問題に詳しい関係筋2人が5日に明らかにした。

アルファベットはほぼ横ばいで終了。傘下グーグルは新型スマートフォンとスマートウオッチの発売を発表した。

米取引所の合算出来高は105億7000万株。直近20営業日の平均は116億7000万株。

ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を2.32対1の比率で上回った。ナスダックでも1.42対1で値下がり銘柄数が多かった。

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終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 29926.94 -346.93 -1.15 30206.1 30329.6 29859.

3 1 34

前営業日終値 30273.87

ナスダック総合 11073.31 -75.33 -0.68 11129.0 11230.4 11051.

4 4 27

前営業日終値 11148.64

S&P総合500種 3744.52 -38.76 -1.02 3771.97 3797.93 3739.2

2

前営業日終値 3783.28

ダウ輸送株20種 12838.80 -14.68 -0.11

ダウ公共株15種 881.75 -27.65 -3.04

フィラデルフィア半導体 2508.84 -14.77 -0.59

VIX指数 30.52 +1.97 +6.90

S&P一般消費財 1150.47 -8.24 -0.71

S&P素材 448.36 -4.62 -1.02

S&P工業 734.78 -8.11 -1.09

S&P主要消費財 703.95 -10.45 -1.46

S&P金融 525.95 -7.76 -1.45

S&P不動産 222.09 -7.34 -3.20

S&Pエネルギー 633.72 +11.33 +1.82

S&Pヘルスケア 1460.69 -19.25 -1.30

S&P通信サービス 169.20 -1.11 -0.65

S&P情報技術 2205.13 -18.96 -0.85

S&P公益事業 330.68 -11.28 -3.30